さざ波(旧しおさい)とは?(屋根材)
2023/04/19
リフォームをお考えの際、「屋根材はどれにしようか…?」とお悩みになられる方は多いです。
今回紹介する屋根材として利用される「さざ波(旧しおさい)」は、リブ模様で重厚感のある屋根材です。
その美しい見た目だけでなく、耐久性や環境への配慮など、様々なメリットがあります。この記事では、さざ波(旧しおさい)の特徴や種類、メリット、注意点などについて解説します。
ぜひ参考にしてください。
さざ波(旧しおさい)とはどのような屋根材か?
一昔前に日本ルーフ建材株式会社から『しおさい』という商品が販売されました。
しおさいは、ガルバリウム鋼板製であり、表面にはフッ素加工をした非常に強い耐久性のある仕上がりの屋根材でした。
ガルバリウム鋼板は非常に良い素材であり、昨今人気のスーパーガルテクトや横暖ルーフもこのガルバリウム鋼板にマグネシウムを添加したSGL鋼板であり、しおさいはガルバリウム鋼板に塗料の中でも非常に質の高いフッ素を加工している屋根材は当時非常に良い屋根材でした。
山田工芸でもよく「しおさい」を使わせて頂きました。
(しおさい施工例)
横浜市神奈川区にて雨漏り修理(瓦屋根からしおさいに屋根の葺き替え工事)
横浜市港南区にて屋根修理(スレート屋根からしおさいにカバー工法)
横浜市青葉区にて雨漏り修理(カラーベストからしおさいにカバー工法)
横浜市港磯子区にて雨漏り修理(スレート屋根からしおさいにカバー工法)
横浜市神奈川区にて屋根修理(モニエル瓦からしおさいに葺き替え)
「しおさい」から「さざ波」に生まれ変わる
そしてさいわいルーフ様は、しおさいを廃盤にして、さざ波という商品が代替商品となりました。
残念ながら、このタイミングで山田工芸ではさざ波をお客様にご提案させて頂くことは非常に減りました。
背景としては、さざ波はしおさいより屋根材の質が低下してしまったためです。
恐らく理由は「コストに合わない」ことが挙げられます。しおさいの品質であれば、確かに当時の金額よりもっと高くてもおかしくありませんでした。
そのためさざ波にする際にグレードダウンをされたのだと思います。
具体的には、ベースのガルバリウム鋼板製は変わっておりません。変わったのは、表面の塗料がフッ素からポリエステル樹脂に変わりました。
それにより屋根表面の耐久性はもちろん下がってしまいます。
そこからのスーパーガルテクトや横暖ルーフや、ガルバリウム鋼板と同質の組成にて表面に自然石粒をまぶしたディプロマットスター、エコグラーニなどをご提案させて頂くようになりました。
さざ波(旧しおさい)の特徴とは?
さざ波(旧しおさい)の特徴は、以下の通りです。
美しい見た目
リブ模様が重厚感のあるゴージャスな見た目になっています。
耐久性が高い
さざ波(旧しおさい)は、耐風性や防水性に優れ、耐久年数も20年以上とされています。また、表面に施された凹凸のある特殊な加工により、耐久性が高まると同時に、紫外線による色あせや劣化も抑制されます。さらに、製品によっては、繊維強化材や特殊なコーティングなど、耐久性を向上させるための様々な技術が採用されています。
瓦と比べて重さが1/10
瓦屋根と比較して、重さが1/10です。そのため家の重心が下がることで耐震性の向上が見込めます。
さざ波(旧しおさい)の施工は山田工芸は多数の実績があります。横浜市でさざ波にて屋根リフォームを行いたい方は是非お問い合わせください。