横浜で屋根の葺き替えを検討中の方へ!費用相場・注意点・業者選びまで完全解説
2023/01/17

家を長持ちさせるうえで欠かせないのが、屋根のメンテナンスです。特に横浜のような海に近い地域では、潮風や湿気の影響で屋根の劣化が進みやすく、定期的な点検・補修、そして必要に応じた「葺き替え」が重要です。
「雨漏りが心配」「築20年を超えて屋根が古くなってきた」などのお悩みをお持ちの方は、ぜひこの記事を参考にしてください。費用相場から施工の流れ、業者選びのポイントまで、横浜で屋根の葺き替えを検討する際に知っておくべき情報をわかりやすく解説します。
屋根の葺き替えとは?カバー工法との違いも解説
屋根の葺き替えとは、既存の屋根材をすべて撤去し、新たに下地から屋根を作り直す工事のことです。劣化が進んでいる場合や、雨漏りを繰り返している場合には、部分的な補修ではなく、全面的な葺き替えが有効です。
一方、「カバー工法」は既存の屋根材の上に新しい屋根材をかぶせる方法で、費用や工期を抑えられるというメリットがあります。しかし、下地が傷んでいる場合には適用できず、あくまで応急処置的な手段と捉えましょう。
葺き替えとカバー工法の違い
項目 | 葺き替え | カバー工法 |
---|---|---|
耐久性 | 高い(20〜30年) | 中程度(10〜20年) |
工期 | やや長い | 短い |
費用 | 高め | 比較的安い |
メリット | 根本的な解決が可能 | 廃材が少なく工期短縮 |
デメリット | コストがかかる | 適用できないケースもある |
屋根の葺き替えが必要なサイン・タイミングとは?
屋根の葺き替え工事は、見た目や雨漏りといった目に見える不具合だけでなく、建物全体の耐久性や快適性を維持するためにも非常に重要です。しかし、一般の方にとって「屋根の葺き替えが必要なタイミング」は分かりづらいものです。以下に、屋根の葺き替えを検討すべき主なサインや時期について詳しくご紹介します。
1. 瓦やスレートのひび割れ・ズレ・脱落がある

屋根材そのものに物理的な損傷が見られる場合は、明らかな劣化のサインです。特にスレート屋根や瓦屋根は、経年劣化や強風・地震などの外的要因でひびが入ったり、ズレたり、最悪の場合は落下することもあります。
これらのトラブルを放置すると、雨水が屋根内部に浸入し、野地板や防水シートの腐食、さらには建物内部の構造材にも影響が及びます。早期の対処が大切です。
2. 屋根表面に色あせ・苔・カビが発生している

屋根の表面が以前よりもくすんで見える、緑や黒っぽい汚れが広がっている――これは塗膜の劣化や防水性能の低下が始まっている証拠です。とくにスレートやセメント瓦などは、表面の塗装が劣化することで防水性が落ち、苔やカビ、藻類が発生しやすくなります。
このような症状は屋根材の寿命が近づいているサインでもあり、放っておくと腐食や雨漏りのリスクが高まります。
3. 室内に雨染み・シミ・カビ臭がある

天井や壁に茶色い雨染みができている、部屋の中がなんとなく湿っぽく感じる、カビのような臭いがする――このような症状がある場合、屋根からの雨漏りが既に発生している可能性が高いです。
雨漏りは建物の内部構造にまで水が浸入してしまっているサインです。表面的な補修では根本解決にならないケースが多く、葺き替えが必要になることも少なくありません。
4. 築20年以上経過している(特にスレート・金属屋根)
一般的なスレート屋根の耐用年数は20~25年、金属屋根(特にトタンなどの旧素材)は15~20年程度とされています。築年数が20年を超えてくると、屋根材だけでなく下地材(野地板や防水シート)にも劣化が進んでいる可能性があり、屋根全体をリフレッシュする葺き替え工事が検討されるタイミングです。
見た目には問題がなくても、内部では雨水が染み込んで腐食が始まっていることもあるため、点検を受けることが重要です。
5. 前回の修理・塗装から10年以上が経過している
過去に屋根塗装や一部補修を行ってから10年以上が経っている場合も、状態のチェックが必要です。塗膜の劣化や防水シートの寿命はおおよそ10年程度で訪れることが多く、塗装だけでは対応しきれない深刻な劣化が進行している可能性もあります。
特に「雨漏りが再発した」「同じ箇所を何度も直している」といったケースでは、根本的な葺き替え工事を行うことで長期的な安心を得られるでしょう。
点検を怠ると深刻な被害に
これらの劣化サインを放置していると、やがて屋根だけでなく構造躯体にまで損傷が及び、大掛かりな修繕工事が必要になる恐れがあります。たとえば、屋根下地が腐ってしまうと、屋根全体の組み直しや補強が必要になり、費用も工期も大幅に増えるリスクがあります。
早めの専門業者相談が重要
「少し気になる程度だから…」と放置していると、見えないところでダメージが進行しているケースは非常に多いです。とくに横浜のように台風や塩害などの自然環境に影響を受けやすい地域では、定期的な点検と適切なタイミングでの葺き替えが、建物全体の寿命を大きく左右します。
山田工芸では、無料点検・無料見積りにも対応していますので、少しでも不安があればお気軽にご相談ください。
横浜における屋根葺き替えの費用相場と内訳

屋根葺き替え工事を検討する際、もっとも気になるのが「どれくらいの費用がかかるのか」という点ではないでしょうか。葺き替え工事は、屋根全体を解体して新たに屋根材を葺き直すため、部分補修や塗装に比べて費用は高額になります。
とはいえ、その分耐久性が飛躍的に向上し、長期的な視点で見るとメンテナンスの手間や再修理のリスクを抑えることができるという大きなメリットもあります。
ここでは、横浜エリアでの屋根葺き替え工事の費用相場と、主な内訳項目について詳しくご紹介します。
横浜での屋根葺き替え費用の目安
屋根の広さや勾配、既存屋根の種類、使用する新しい屋根材のグレードによって費用は大きく変動します。横浜市内では、以下のような価格帯が一般的です(屋根面積約80㎡の場合の目安)。
葺き替えの種類 | 費用目安 |
---|---|
スレート屋根からガルバリウム鋼板 | 約80万~120万円 |
和瓦から軽量瓦または金属屋根 | 約100万~150万円 |
※上記は足場費や撤去費、材料費、工事費などをすべて含んだ概算です。実際の金額は現地調査によって変動します。
費用の内訳
屋根葺き替え工事では、単に新しい屋根材を載せるだけでなく、下地処理から仕上げまで多くの工程が含まれています。主な費用項目と目安は以下の通りです。
項目 | 概要 | 費用目安(80㎡) |
---|---|---|
足場設置費用 | 安全な作業のために必須。外壁塗装と同時施工なら節約可。 | 約10万〜20万円 |
既存屋根材の撤去・処分 | 古い屋根材を剥がし、廃材を処分。瓦は重量もあり高くなりがち。 | 約10万〜15万円 |
野地板・防水シート(ルーフィング) | 屋根の下地を整え、防水性能を確保。 | 約10万〜15万円 |
新しい屋根材・施工費 | ガルバリウム鋼板や軽量瓦など。素材によって幅あり。 | 約40万〜80万円 |
極端に安い見積もりには注意が必要!
複数の業者から見積もりを取ると、「なぜここだけこんなに安いの?」と感じることがあるかもしれません。ですが、相場より極端に安い金額にはリスクが潜んでいる可能性があります。
以下のようなケースには特に注意しましょう。
・必要な工程(下地処理やルーフィング施工など)が含まれていない
・材料の品質が不明確
・熟練した職人ではなく、経験の浅い作業員が施工している
・保証やアフターフォローがない、または口約束だけ
結果として「数年でまた雨漏りが発生してしまった」「保証を頼もうと思ったら連絡が取れなかった」といった後悔の声も少なくありません。
適正価格で質の高い施工を選ぶポイント
費用を抑えたいという気持ちは誰しもありますが、品質を犠牲にすることは建物全体の寿命にも影響を及ぼす重大な問題です。信頼できる業者を選ぶ際は、以下のような点をチェックしてみてください。
・施工実績が豊富であるか(できれば地元密着)
・見積もり内容が細かく明記されているか
・保証制度(自社保証・メーカー保証)があるか
・職人が自社に在籍しているか(中間マージンの削減)
山田工芸では、完全自社施工・職人直営の体制により、高品質かつ適正価格の屋根葺き替え工事をご提供しています。加えて、自社保証(10年)+メーカー保証(最長30年)のW保証体制で、施工後も安心です。
葺き替えに使われる代表的な屋根材とその特徴
屋根の葺き替え工事を行う際、「どんな屋根材を選ぶか」は非常に重要なポイントです。屋根材にはそれぞれ耐久性・重さ・デザイン性・メンテナンス性・コストといった特長があり、建物の構造や立地、施主様のご希望に応じて最適なものを選ぶ必要があります。
ここでは、山田工芸が特におすすめしている屋根材を中心に、横浜エリアでも人気の屋根材の特徴をご紹介します。
ディプロマットスター(ディーズルーフィング社製)

石粒付き鋼板屋根材「ディプロマットスター」は、金属の強さとデザイン性を両立した屋根材。表面に天然石チップを焼き付けており、高級感のある仕上がりが魅力です。
・非常に軽量で建物への負担が少ない
・表面がザラザラしており、雨音が気にならない
・錆びに強く、耐用年数は30年以上
・飛び火・台風・地震にも強く、防災性が高い
・洋風・モダンスタイルの住宅におすすめ
耐久性・美観・快適性をすべて兼ね備えた、次世代型の屋根材として注目されています。
▼山田工芸で行ったディプロマットスターの葺き替え施工実績
エコグラーニ(ディーズルーフィング社製)

「エコグラーニ」は、ディプロマットスターと同様の構造を持ちつつ、デザインやカラーのバリエーションがさらに豊富。ナチュラルで温かみのある風合いが特徴です。
・天然石チップによる落ち着いたデザイン
・断熱性・遮音性に優れており、快適な室内環境を実現
・軽量で地震対策にも効果的
・メンテナンスフリーで長持ち
和風・洋風どちらの住宅にもなじみやすく、長期的なコストパフォーマンスに優れた屋根材です。
▼山田工芸で行ったエコグラーニの葺き替え施工実績
スーパーガルテクト(アイジー工業製)
「スーパーガルテクト」は、断熱材が一体となった高機能ガルバリウム鋼板屋根材。軽さと高断熱性能を両立し、特に横浜のような温暖湿潤な気候にマッチします。
・瓦の約1/10の軽さで建物への負担を軽減
・高耐久なフッ素樹脂塗装でサビに強い
・断熱材一体型で夏涼しく、冬暖かい
・シンプル&シャープな外観が魅力
住宅の性能を底上げしつつ、外観の美しさも追求できる人気屋根材です。
屋根葺き替えの施工の流れ

屋根の葺き替え工事は、決して安くない大切な工事です。だからこそ、山田工芸では最初のご相談から施工完了まで、一貫して丁寧に、わかりやすくご対応いたします。
以下では、実際の施工の流れをステップごとにご紹介します。
1. 【無料相談・お問い合わせ】
まずはお電話またはWEBフォーム、公式LINEよりお気軽にご相談ください。
「屋根が古くなってきた気がする」「雨漏りの心配がある」「どの屋根材がいいのか分からない」といったご不安やお悩みに、専門スタッフが丁寧に対応いたします。
お客様のご都合に合わせて現地調査の日程を調整し、訪問準備を進めてまいります。
もちろん、ご相談・現地調査・お見積りまではすべて無料ですのでご安心ください。
2. 【現地調査・診断】
実際に現地へお伺いし、屋根の状態を詳細にチェックします。
・屋根材の劣化状況
・雨漏りの有無
・下地や防水シートの傷み
・過去の施工状況
など、プロの目線で細かく確認します。
診断結果をもとに、お客様のご要望やご予算、建物の立地条件なども考慮しながら、最適な施工方法や屋根材をご提案いたします。
写真を使ったわかりやすい説明を心がけておりますので、専門知識がなくてもご安心ください。
3. 【お見積り提出】
調査結果とご希望内容をもとに、明確な内訳付きのお見積り書を作成いたします。
・工事内容
・使用する屋根材の種類
・施工日数の目安
・必要な費用と内訳
などを詳細に記載し、「どこにどれだけの費用がかかるのか」を丁寧にご説明します。
追加費用が発生しそうなケースがあれば、事前にしっかりご説明し、ご納得いただいてから進めます。
わからない点や気になることがあれば、どんなことでも遠慮なくご質問ください。
4. 【ご契約・施工日程の調整】
内容にご納得いただけましたら正式にご契約となります。
工事日程をお客様とご相談の上で決定し、施工準備に入ります。
また、ご近所様へのご挨拶や工事のご案内も山田工芸が代行して行います。
屋根工事は音や足場設置でご迷惑をおかけする可能性があるため、事前にしっかりと配慮いたします。
5. 【足場設置・施工開始】
安全に工事を進めるために、まずは足場を設置します。
山田工芸では自社で足場の設置ができるため、コストを抑えつつ迅速な施工が可能です。
施工中は、経験豊富な自社職人が丁寧に作業を行います。
施工中でも、気になることがあれば現場スタッフに直接ご相談いただけますのでご安心ください。
また、近隣への配慮や清掃も徹底しております。ゴミやホコリの飛散防止など、細かな部分まで気を配っています。
6. 【施工完了・お引き渡し】
施工完了後は、最終点検を行い、不備や問題がないかしっかり確認します。
お客様にも実際にご確認いただいたうえで、完了報告とともにお引き渡しとなります。
その際に、施工保証書(自社10年保証+メーカー保証 最大30年)をお渡しし、今後のメンテナンスについてもご案内いたします。
「工事が終わってからが本当のお付き合い」と考え、万が一の際も迅速に対応できる体制を整えております。
よくあるご質問
Q. 工期はどれくらいかかりますか?
A.
屋根の面積や形状、使用する屋根材、天候などによって多少異なりますが、一般的な住宅の場合は5日〜10日程度で完了するケースが多いです。
例えば、シンプルな切妻屋根でスレートからガルバリウム鋼板への葺き替えであれば、約1週間が目安です。
ただし、雨天などによりスケジュールが延びる可能性もございます。施工前に詳しい工程スケジュールを事前にご案内いたしますので、安心してご依頼ください。
Q. 雨漏りしている状態でも対応できますか?
A.
はい、もちろん可能です。むしろ雨漏りを放置すると被害が広がるリスクがあるため、できるだけ早めのご相談をおすすめします。
山田工芸では、応急処置と恒久的な修理を同時に検討し、被害拡大を防ぐ対応を迅速に行います。
調査時に原因をしっかり特定し、再発を防ぐご提案をさせていただきます。
Q. 屋根の形が複雑でも施工できますか?
A.
はい、ご安心ください。山田工芸には豊富な経験と高い技術を持つ職人が多数在籍しており、切妻・寄棟・入母屋・片流れ・陸屋根など、さまざまな形状の屋根に対応可能です。
屋根の形状に応じて最適な施工方法や屋根材の選定もサポートいたしますので、どんな形でも安心してお任せいただけます。
Q. 外壁塗装と同時に工事できますか?
A.
はい、同時施工は可能ですし、非常におすすめのタイミングです。
屋根工事と外壁塗装を別々に行うと、それぞれのタイミングで足場を組み直す必要があり、その分費用と手間がかかります。
同時に施工することで、足場費用を一度で済ませられ、工期も短縮できます。
外装全体の美観や耐久性を一度に高めることができるため、将来のメンテナンスコスト削減にもつながります。
Q. 保証内容について詳しく教えてください。
A.
山田工芸では、施工後も安心してお住まいいただけるよう、「10年の自社保証」をお付けしています。 さらに、使用する屋根材には最長30年のメーカー保証もございます。 たとえば、ガルバリウム鋼板などの高耐久素材を使った場合、長期的なサポートが可能です。
保証内容の詳細(対象範囲、免責事項、保証適用条件など)は現地調査時に書面にてご説明いたします。
施工後も責任をもって対応させていただきますので、どうぞ安心してお任せください。
まとめ
屋根は、私たちの大切な家を守ってくれる頼もしい存在です。家族の安全で快適な暮らしを支えるために、とても重要な役割を果たしています。ただ、気づかないうちに劣化が進んでしまうと、家全体に影響が及んでしまう可能性があり、結果的に修繕費用が大きくなってしまうこともあります。
横浜で屋根の葺き替えをお考えの方は、ぜひ当社・山田工芸にご相談ください。40年以上にわたり、地域の皆様からご信頼をいただいてきた実績がございます。熟練の職人による確かな施工技術、お客様のご予算に合わせた適正価格、そして分かりやすい見積もりをお約束いたします。また、充実した保証システムと長期的なアフターサポートで、施工後も安心してお任せいただけます。
まずは無料相談からお気軽にスタートしていただけます。お電話やお問い合わせフォームから、経験豊富な専門スタッフによる無料の屋根診断・お見積もりを承っております。お客様の大切な住まいの状態を、プロの目で丁寧に診断させていただきます。