山田工芸おすすめ屋根材『ディプロマットスター』について解説
2023/01/06
山田工芸はディプロマットスター屋根の認定施工店です!
このページでは「ディプロマットスター屋根」についてメリットやデメリット、おすすめの方などくわしく説明いたします。
屋根葺き替え、カバー工法をご検討の方は是非参考にしてください。
ディプロマットスターとは?
初めに「ディプロマットスター屋根」とはそもそもどのような屋根材か説明いたします。
「ディプロマットスター」とは「ディーズルーフィング社」が販売しているアメリカ・カリフォルニア産の屋根材のひとつ。錆に強いガルバリウム鋼板と同じ組成のジンカリウム鋼板を基材として、表面に陶器瓦と同じ焼成を施した自然石粒を特殊な方法で接着した屋根材です。日本では「自然石粒鋼板製屋根材」とも呼ばれています。
日本ではまだ認知度は高くありませんが、世界的には人気のある屋根材です。
ディプロマットスターの特徴
画像引用:株式会社ディートレーディング社HP引用
「ディプロマットスター屋根」は、1m2あたり7Kgと軽量なため住宅への負担が少なく、表面の自然石粒が住宅内部への熱伝導を下げてくれたり、雨が降ってきた際も拡散してくれるので高い防音効果も特徴です。
また50年程度の耐久性があることも優れた屋根材であることの特徴の一つです。
カラーはの下記4色展開です。
ネイティブアメリカンが好んで使用していた赤色をイメージした「テラコッタ」
▼テラコッタの施工事例
生活に溶け込むモダンな茶色の「カフェ」
深みのある緑に黒のフラッシュを施してキリッとしまった「エバーグリーン」
上品な雰囲気を演出して安定感のある漆黒の「オニキス」
▼オニキスの施工事例
全て単色ではなく班になっているため、見た目も美しく彩られます。
シンプルなディプロマットスター素材は、様々な建物と調和してくれるのも特徴で、洋風・和風どちらのテイストにもフィットするのは非常に魅力。
価格帯もリーズナブルで、メーカー保証も「30年」付いているので安心して取り入れることが可能です。
また、ディプロマットスター素材は屋根材だけではなく外壁にも利用できる万能の素材という側面も持っています。
ディプロマットスター屋根のメリット
ディプロマットスターの屋根のメリットは以下の4点です。
- ・長い保証期間
- ・台風に強い
- ・軽量なため住宅の耐震性UP
- ・費用対効果が良い
長い保証期間
耐久年数も長いディプロマットスター屋根ですが、長い保証期間が大きなメリットのひとつです。
保証期間は30年間。他の多くの屋根材が10年〜15年という保証を考えると、非常に長い保証期間です。
また山田工芸では独自の保証制度もありますのでよりご安心です。
台風に強い
屋根をリフォーム行う際に、屋根材の検討材料の一つとして台風が来た際に「屋根材の一部が吹き飛ばされないか?」が挙げられます。
ディプロマットスター屋根は、屋根材をビスで垂直・水平と固定して屋根面が一体化する「インターロッキング工法」で施工されるため台風に対しても非常に強い作りになっています。
強風などでとばされてしまう心配もいりません。正面ビス取付工法により耐風性にも強いです。
軽量なため住宅の耐震性UP
ディプロマットスター屋根は軽量なのもポイントです。軽量なため、住宅への負担が少なく耐震性も総じてUPします。
屋根の重さは耐震性に大きく影響するので、軽いディプロマットスター屋根は安心して施工ができます。
阪神淡路大震災の際は多くの家が倒壊しましたが、倒壊した多くの家は屋根が重い家ばかりです。
▷参考記事:屋根の軽量化は何故必要? 行政が推進する理由とは?
費用対効果が良い
ディプロマットスター屋根は、スレート屋根のメンテナンスなどに必要な屋根塗装の必要がなく、長期間美観、耐久性を保ってくれます。また屋根材の一部分だけ屋根材を外すことが可能ですので、部分修理の際も工数が少なく済みます。そのためランニングコストの観点から見ても、トータルで考えればコストが安い屋根材です。
ディプロマットスター屋根のデメリット
ディプロマットスター屋根のデメリットは以下の3点です。
- ・日本では認知度が低い
- ・カラーバリエーションが少ない
- ・屋根によって設置ができない
日本では認知度が低い
ディプロマットスター屋根は、日本での認知度はまだまだ低い状態です。
理由としては、アメリカから輸入の屋根材であり、日本での歴史が浅く住宅メーカーも採用している企業が少ないためです。
しかし世界的には高い信頼のある屋根材ですので、今後は認知度が上がる期待ができる屋根材といえます。
カラーバリエーションが少ない
ディプロマットスター屋根の色は「テラコッタ」「カフェ」「エバーグリーン」「オニキス」の4色とシンプルではあり、オシャレなデザインが魅力ではありますが、4色しか選べないことがデメリットとして挙げられます。
多くの色から選びたい方や、既に色が決まっている場合はディプロマットスター屋根を使用できない場合もあります。
屋根の構造によっては設置ができない
ディプロマットスター屋根材は設置可能な屋根勾配に制限があります。
そのため、屋根によっては施工できない場合もあるのもデメリットの一つと言えます。しかしほとんどの住宅の屋根では使用可能です。念のため、ディプロマットスター屋根を検討している方は屋根の勾配には注意しておきましょう。
ディプロマット屋根をおすすめする方
以下の3点に当てはまる方は、ディプロマット屋根を施工するのがおすすめです。
- ・保証を充実させたい方
- ・自然災害に万全の準備をしておきたい方
- ・太陽光発電を検討している方
保証を充実させたい方
屋根の保証があると施工する際にも安心して施工が可能です。
30年保証という保証期間とメンテナンスフリーなディプロマットスター屋根は、様々な不安を払拭してくれる内容となります。
家づくりで「安心」は非常に大切なポイントです。
保証を充実させたい方はディプロマットスター屋根をおすすめします。
自然災害に万全の準備をしておきたい方
屋根材が軽量なディプロマットスター屋根は地震に非常に強いうえ、インターロッキング工法で施工するため台風にも強い。
地震や台風が多い日本では自然災害への不安や心配を持っている方も多いと思います。
そんな不安や心配を払拭してくれ、施工主に「安心」をディプロマットスター屋根は提供してくれます。
地域によっても災害が起こりやすいなどは違いがありますが、自然災害が心配な人はディプロマットスター屋根がおすすめです。
太陽光発電を検討している人
ディプロマットスター屋根は、屋根に金具を取り付けるだけで太陽光発電の設置が可能です。
穴をあけずに太陽光パネルを設置する「キャッチ工法」が利用できるので、雨漏りなどの心配も必要ありません。
シンプルで短時間でのパネルの交換や撤去ができるので将来の様々な利用に安心感を持ちたい人にはもってこいの屋根材といえます。
▷参考記事:太陽光パネルだと雨漏りがしやすくなる?その理由と対策を解説
まとめ
このページではディプロマットスター屋根についてメリット、デメリット、そしておすすめする方をお話しさせて頂きました。
製造開始から40年以上の歴史があるディプロマットスター屋根は品質や耐久性は世界で非常に信頼されています。
日本ではまだまだ認知度が低いですが、耐久性やランニングコスト、保証期間などを考えても非常に安心できる屋根材です。
徐々に人気は高まっていますが、今後益々人気が高まってくる屋根材と言えます。
日本の気候などにもぴったりなディプロマットスター屋根を是非ご検討ください。