雨漏り修理は細かく修繕するより一気にまとめてリフォームした方がお得な理由
2022/07/21
雨漏り修理というと「修繕費がかかる」といった印象を持たれる方も多いでしょう。また、大規模な修繕は費用だけでなく、修理が終わるまでに時間がかかる点も懸念材料です。
そのため、部分的な修理で改善するなら、そうした方が良いという方も多いですね。
しかし、雨漏り修理においては、部分的な修理よりもまとめて一気にリフォームした方がお得です。
この記事では、雨漏り修理はなぜまとめて行った方がお得なのか、その理由についてご紹介します。
雨漏り修理の方法や、さらにお得になる具体的な方法についてもご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
雨漏りは建物が老朽化しているサイン
雨漏りは様々な原因によって起こるトラブルですが、一般的に施工不良の場合を除くと屋根や外壁の老朽化が原因となり発生することが多いです。
つまり、雨漏りの発生箇所だけでなく建物全体が老朽化しているサインと考えて良いでしょう。
そのため、部分的に雨漏りの修理を行っても、また別の場所から雨漏りが発生するといったケースは非常に多く存在します。
雨漏りが起こったら発生している場所だけでなく、建物全体の状態を総合的に評価することが重要です。
雨漏り修理の2つの方法
雨漏り修理には、大きく分けて2つの方法があります。
部分修理
部分修理はその言葉通り、雨漏りが発生している箇所のみを修理する方法です。
修理費用が抑えられるといったメリットがありますが、同時に単一箇所の修理では他の箇所でも雨漏りが発生する可能性が高くなります。
また、雨漏りが起こる度に部分修理を繰り返すことで、結果的に修理費用が高くなってしまうケースも少なくありません。
一度に大きな出費をする必要がなくても、継続的に部分修理を行うことで全体的なコストを高める要因となり得ます。
まとめてリフォーム
もう一つの方法は、まとめてリフォームする方法です。
雨漏りの悪循環を断ち切るため、雨漏りの発生個所だけでなく、老朽化している部分や近い将来修繕が必要になる可能性が高い箇所もまとめてリフォームします。
一度に大きな出費をする必要がありますが、その代わりに将来的なコストを削減できるといえるでしょう。
まとめてリフォームすることで、建物の老朽化が全体的に向上されるため、雨漏りだけでなく他の潜在的な問題についても未然に防ぐことができます。
雨漏り修理は部分修理とまとめてリフォーム、どちらがお得?
雨漏り修理の方法には、「部分修理」と「まとめてリフォーム」があるとご紹介しましたが、どちらがお得なのかというと、まとめてリフォームを行う方がお得です。
繰り返しになりますが、部分修理は一時的な対処に過ぎず、近い将来、また別の箇所の雨漏りが発生する可能性が高いため、修理を繰り返すことで全体的なコストを高める要因となります。
一方、まとめてリフォームであれば、建物全体の老朽化が総合的に改善されるため、短期間で何度も修理を繰り替える必要がありません。
工期も長く、一時的にまとまったお金が必要になりますが、全体的に見ればまとめてリフォームの方が修繕回数も少なく、修理コストを抑えられる可能性が高いといえるでしょう。
外壁塗装と屋根修理、同時リフォームでさらにお得
雨漏り修理を行う際、まとめてリフォームを検討される場合は、同時に外壁塗装を行うことでさらに全体的な修繕費用をお得にすることができます。
ここからは、外壁塗装と屋根修理を同時リフォームすることでなぜ、お得になるのか、その理由をご紹介していきます。
メンテナンス時期が近い
外壁塗装と屋根修理の同時リフォームをおすすめする理由の一つとして、メンテナンスの時期が挙げられます。
外壁材や屋根材によって多少異なりますが、一般的に外壁と屋根のメンテナンスのタイミングは同時期です。
外壁塗装を塗り替える目安は築8~10年ほどですが、屋根修理においても築8~10年ほどで行うのが一般的です。
そのため、同時リフォームすることで工期は長くなるものの、メンテナンスを同じタイミングで行うことで修繕期間の短縮につながるといえるでしょう。
また、同時リフォームすることで建物全体の耐久性を向上させ、将来的な修繕やトラブルのリスクを低減させることも期待できます。
費用を抑えられる
外壁塗装と屋根修理の同時リフォームがお得な最大の理由は、修繕費用が抑えられることです。
高所作業を伴う外壁塗装や屋根修理では、必ず足場を設置する必要があります。
足場を設置するためには1㎡700~1,000円の費用がかかり、一般的な戸建て住宅では足場の設置を行うだけでも20~30万円ほどの費用がかかります。
外壁塗装と屋根修理を別々のタイミングで行う場合は、それぞれの工事ごとに足場の設置が必要になります。しかし同じタイミングで行えば足場の設置は一度で済むため、1回分の足場設置費用を抑えることができます。
その他にもこんなメリットが・・・
その他にも、外壁塗装と屋根修理を同時に行うことで、一つの業者に依頼することができるため、依頼の手間を減らせることも利点として大きいです。
さらに、同時リフォームは外壁と屋根のデザインを統一しやすくなる点もメリットの一つでしょう。
もちろん、タイミングが異なる場合でも統一感を出すことは可能です。
しかし、同じタイミングで行うことで、デザインを一貫して進めることができるため、塗り替えなどのイメージもしやすくなります。
山田工芸にておこなった屋根+外壁セット工事
雨漏りの修理業者を探す5つのポイント
最後に、雨漏りの修理業者を探すポイントを5つご紹介します。
実績のある優良業者
雨漏りの修理業者を選ぶ際には、まず、実績のある優良業者を選ぶことが重要です。
雨漏りは修理が難しい作業のため、経験や知識が不足している業者に依頼してしまうと、トラブルの原因となりかねません。
信頼性のある業者を選ぶためには、業者のホームページや広告などを参考に実績があるか、口コミ評判が良いかなどを確認し、信頼できる業者か見極めましょう。
見積もりの内容が分かりやすい
雨漏りの修理業者を選ぶ際には、見積もりの内容が分かりやすいかという点も重要な判断基準になります。
見積もりの内容は、依頼を検討する上で非常に重要です。料金の内訳が細かく記載されているか、数量や単価などが明確に示されているかなど確認してみてください。
また、自分で判断するのがむずかしいと感じたら、複数の業者から相見積もりを取り、比較するのもおすすめです。
見積もりの際の対応が良い
見積もりの際の対応も判断基準になります。
電話やメールでの問い合わせや現場確認、見積もりの際の説明やこちらからの質問に対する回答など、修理を依頼する前から業者とは何度か関わりますが、対応が不十分だったり、不信感を抱いた場合は、他の業者を検討する方が無難です。
ご自身の住む大切な家を修繕する業者は、コミュニケーションが円滑で信頼できると感じることが大切です。家の修繕では様々なコミュニケーションが必要になります。気持ち良く意見交換ができ、安心感を得られる業者を選ぶことが最善といえるでしょう。
保障がついている
雨漏りの修理業者を選ぶ際には、修理に対して保障がついているか否かも判断するポイントになります。
雨漏り修理における保障とは、「修理をして一定の期間中に雨漏りが再発した場合、無料で修理を行う」という内容が一般的です。
業者によって具体的な保障期間や条件は異なりますが、優良業者であれば必ず保障がついています。
見積もりの段階で、業者による保障の内容や期間、具体的な保障がどのように提供されるのかを確認しておくと安心です。
屋根修理だけでなく外壁塗装にも対応している
外壁塗装と屋根修理の同時リフォームを検討されている場合は、屋根修理だけでなく外壁塗装にも対応している業者を選びましょう。
同じタイミングでリフォームを検討しているのに、別々の業者に依頼するとコストや工期がかかるため、効率も悪くお得ではありません。
同時リフォームを行う際には、一括で対応できる業者を選ぶことが工期の短縮や費用の削減につながります。
まとめ
雨漏り修理は部分修理を行うより、まとめてリフォームを行う方が、工期も短縮され費用も大幅に削減できます。
また、屋根の修繕時期と重なる外壁塗装も同時に行うことでさらにお得です。
山田工芸は1998年創業以来、神奈川県横浜市・相模原市を中心に、雨漏り修理・屋根リフォーム・屋根葺き替え工事・カバー工法・雨樋工事・屋根板金工事など、屋根に関する工事一式と外壁塗装を行っています。
実績があり熟練の屋根職人が丁寧に責任を持って工事を行っているうえ、アフターフォローも手厚く10年の自社保証なども提供していますので、横浜市・相模原市近郊で屋根修理を検討されている方は、ぜひ相談してみてください。