横浜の屋根修理は訪問販売業者に注意!優良業者の見分け方もご紹介
2022/07/16
横浜にお住まいで屋根修理を検討されている方は。悪質な訪問販売者にご注意ください。
近年、横浜では屋根修理の需要が高まる一方で、屋根修理の悪徳販売業者が横行しています。
この記事では、悪徳訪問業者の手口や手法、安心して契約できる優良業者の見分け方について詳しくご紹介します。
悪徳業者に引っかからないための注意点についても、解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
横浜で屋根修理の悪徳訪問業者が横行する理由
横浜で屋根修理の悪徳訪問業者が横行する大きな理由として、まず、戸建住宅が多いことが挙げられます。
屋根修理は基本的に戸建住宅向けに必要な施工であり、横浜のように戸建て住宅が多いエリアは、悪徳訪問業者にとってターゲットが多い傾向があります。
さらに、横浜には富裕層が多く在住しているため、高額な工事金額を騙し取りやすいといった点も理由の一つとしてあるでしょう。
横浜に限らず、屋根修理は専門的な施工が必要であり、一般の人では理解しにくく、価格や工事内容についての知識も限られています。これが、悪徳訪問業者の活動を助長する一因となっています。
また、屋根修理は生活に直結する重要な施工であるため、「不具合がある」「修理が必要だ」といった不安を煽りやすいのも特徴です。
専門業者でないと判断がむずかしく、急務性を強調されることで悪徳業者に騙されやすくなるといえるでしょう。
悪徳訪問業者の手口
屋根修理の悪徳訪問業者の手口として、以下の2つが挙げられます。
工事費用のぼったくり
「通常より安く修理できる」といいながら、実際には通常の2~3倍の費用を請求されるといった手口です。
こうした悪徳訪問業者は、専門的な言葉を使い、あたかも安く修理できるような印象を与えながら、実際には高額な工事費用を請求します。
支払いが完了すると、業者との連絡が全くつかなくなるケースも多いです。
また、彼らの特徴として、証拠が残らないようにするため、名刺や領収書を渡さないケースがほとんどです。
手抜き工事の頻発
もう一つの手口として、工事費用は相場と変わらないよう見せかけつつ、実際には手抜き工事をすることで材料費などを削減するというものもあります。
本来では行われるべき工事が省略されたり、契約内容とは異なる安い材料を使用されたりすることがあります。その結果、屋根修理を行ったにもかかわらず、「不具合が改善されていない」「屋根に新たな不良が発生している」といったトラブルが起こりやすくなります。
悪徳訪問業者の恐ろしい手法と特徴
続いて、屋根修理の悪徳訪問業者の手口を元に具体的な手法や特徴について、ご紹介していきます。
無料点検と言い屋根に上がろうとする
多くの悪徳訪問業者は、「無料で点検しています」と言って、屋根に上がろうとします。
屋根の点検は一般の人には難しいものであり、無料であれば良いだろうとお願いしてしまう方も少なくないでしょう。
しかし、悪徳訪問業者を屋根に上げてしまうと不具合の有無にかかわらず、必ず何かしらの不具合をでっち上げ、修理が必要だと主張してきます。
本来であれば修理の必要がない小さな不具合についても、大袈裟に修理の必要性を言ってくることも多く、場合によってはわざと屋根材を壊すといった悪質な業者も存在します。
不安を煽る営業手法
突然の訪問で不安を煽る手法も、悪徳訪問業者がよく利用する手段の一つです。
「近所を通りかかったら、屋根が気になった」「瓦がズレているため心配で声をかけさせてもらった」といった言葉で、あたかも屋根のトラブルを偶然見つけて親切心から訪れたかのような印象を与えて、不安を煽る営業をします。
この手法は、無料点検と組み合わせて利用されることも多く、点検の結果を大袈裟に伝えて「早急に修理をしないと危険」「すぐに修理をしないと被害が広がって大変なことになる」といった言葉で、強引に契約を迫る悪徳訪問業者も少なくありません。
火災保険ですべて無料にできると言ってくる
「火災保険ですべて無料にできる」と主張する業者にも注意が必要です。
実際に、屋根修理で火災保険が適用されるケースもありますが、適用には主に以下の5つの条件に該当する必要があります。
- ・風災・雪災などの自然災害である
- ・修理が必要になって3年以内である
- ・修理費用が20万円以上である
- ・必要書類を集めて提出する必要がある
- ・自分で申請する必要がある
特に「風災・雪災などの自然災害である」と「修理が必要になって3年以内である」については、火災保険会社が現地に鑑定人を派遣して査定を行うこともあります。
これらの条件に該当しない場合は、保険金が支払われることはありません。また、適用される場合でも屋根修理費用の全額を保険で補えないことも少なくありません。
どのような屋根修理業者であっても、簡単に屋根の状態を見ただけで「火災保険ですべて無料になる」と断言することは困難ですので、簡単に「火災保険を使えばすべて無料で修理できる」と言ってくる業者には注意が必要です。
不透明な見積もり内容
見積もり内容は、施工を検討する上で非常に重要なことです。そのため、優良な業者であれば料金の内訳を細かく見積書に表示します。
一方、悪徳訪問業者が出す見積書には不透明な点が多く、見積書を見ただけでは何にどのくらいの費用がかかっているのか、よく分からないといった内容のものが多いです。
特に、以下のような見積書には注意が必要です。
- ・手書きの見積書
- ・各項目が一式表示で、金額が合計しか記載されてない(小規模修理は除く)
- ・数量や単価が記載されていない(小規模修理は除く)
見積書の工事内容には専門用語が記載されているため、一般の人には理解しにくい点もあります。しかし、簡単に作られており内容が不透明な見積書を提示された場合は注意しましょう。
自分で判断するのがむずかしいと感じたら、複数の業者から相見積もりを取り、他の業者の話を聞いてみるのもおすすめです。
高額費用の契約
通常よりも2~3倍の高額費用で契約する手法も後を絶ちません。
屋根は、住宅の中でも特に専門的な分野であり、一般の人にとって確認が難しい場所です。そのため、屋根修理にかかる相場が分からないと、高額な見積もりでも「このくらいかかるのだろう」と信じて契約してしまうケースも少なくありません。
確かに、屋根修理には様々な要因が影響し、高額になるケースもあります。しかし、見積額が妥当か否かの判断はむずかしいため、複数の業者から相見積もりを取り、比較することが非常に重要だといえるでしょう。
値下げ額が大きい
高額な見積もりから大幅に値下げをしてくる業者にも注意が必要です。
キャンペーンや人数限定のモニター価格など、様々な理由をつけて大幅に値引きするように見せかけていますが、実際には、値引きした状態でも業者は大幅な利益が得られる仕組みになっています。
この裏には、不要な工事や手抜き工事、実際に工事を行わないなどして、見積もりと実際の工事内容の差の帳尻を合わせます。
大幅に値引きしてくれたからラッキーではなく、屋根修理においては「大幅値引き=悪徳訪問業者の可能性」を疑い、慎重になることが重要です。
優良業者と悪徳業者の見分け方
ここまで、悪徳訪問業者の手口や手法、特徴についてご紹介してきましたが、ここからは優良業者と悪徳業者の見分け方についてご紹介します。
多くの施工実績を持っているか
施工実績が多くある業者は信頼できる優良業者だと判断して良いでしょう。
確かな実績を持つ業者は、信頼性が高く安心して依頼することができます。
業者の実績については、屋根修理業者のホームページや口コミサイトなども参考になります。過去の施工事例やお客様の評判などを参考にすることで、信頼性や実績の確認ができます。
また、訪問販売業者に依頼するのではなく、自ら探すことも重要です。口コミや評判、ホームページの情報を十分に確認し、信頼性のある業者を選びましょう。
丁寧に調査し、しっかりと説明してくれるか
屋根の状態を調査した際、その結果を写真や動画などを交えて丁寧にしっかりと説明してくれるかどうかも優良業者と悪徳業者を見分ける指標の一つです。
一般の人が分かりにくい場所だからこそ、優良業者であれば親身になってしっかりと説明し、必要な工事や修理内容を丁寧に提案してくれるでしょう。
逆に、点検の結果を口頭で簡単に伝えて終わりにする業者は、悪徳業者の可能性が高いと考えるべきです。
「見積もりや提案の際の説明が丁寧」、その説明によって、「工事内容が理解でき納得できるか」なども業者の信頼性を判断するポイントです。
見積もりの内訳や金額は納得できる内容か
見積もりの内訳や金額に納得できるか否かも、優良業者であるか判断するうえで重要なポイントになります。
悪徳訪問業者が使う手法として、「不透明な見積もり内容」であることをご紹介しましたが、その一方、優良業者の見積もり内容は丁寧に細分化され、工事内容や金額が明確に記載されています。
優良業者の見積書は、どこにどのくらいの費用がかかるかすぐ分かるのが特徴です。
また、見積もりの内容を見て分からない点について質問すると、優良業者であればその場ですぐに分かりやすく説明してくれるでしょう。
透明性のある見積もりは、信頼性を占める大切な要素になります。
悪徳業者に引っかからないための注意点
屋根修理において、悪徳訪問業者に引っかからないために、以下の8つに注意しましょう。
- ・飛び込み営業は相手にしない
- ・現在の屋根の写真や見積もりの内訳などをチェックする
- ・疑問点はすべて質問してその場で解消する
- ・当日に契約をしない
- ・必ず他の業者の相見積もりを取る
- ・契約前に家族や友人に相談する
- ・業者へ断るとき、はっきりと断る
この中で特に重要なのは、「飛び込み営業は相手にしない」ことと「当日に契約しない」ことです。
始めから関わらなければ、騙される心配はありません。また、万が一関わってしまっても、当日に契約しなければ、冷静になる時間を設けられます。
また、自分では判断が難しいと感じたら、他の業者に相見積もり取ることもおすすめです。複数から見積もりを取ることで、判断しやすくなるでしょう。
万が一、悪徳訪問業者と契約してしまったら・・・
万が一、悪徳訪問業者と契約してしまった時は、早めに対処するのが重要です。
契約日から8日以内であればクーリングオフといって、一定期間内(8日以内)であれば違約金を支払うことなく契約解除、申し込みの撤回が認められる制度が適用されます。
悪徳訪問業者にクーリングオフする旨を伝えることで、無料でキャンセル可能です。
また、クーリングオフが適用されるか不安のある場合は、専門の相談窓口に相談されると良いでしょう。
【クーリングオフ専門相談窓口】
- ・消費者ホットライン 188
- ・住まいるダイヤル 0570-016-100
消費者ホットライン:https://www.caa.go.jp/policies/policy/local_cooperation/local_consumer_administration/hotline/
住まいるダイヤル:https://www.chord.or.jp/
まとめ
横浜は戸建住宅が多く、屋根修理の悪徳訪問業者が横行しているエリアです。
戸建住宅を所有していると、屋根修理は必ず必要になる工事ではありますが、悪徳訪問業者に引っかかると正しく工事されなかったり、高額な費用を請求されてしまいます。
悪徳訪問業者に引っかからないためにも、屋根修理を検討される場合は、訪問販売業者は避け、実績があり信頼できる優良業者を探しましょう。
山田工芸は1998年創業以来、神奈川県横浜市・相模原市を中心に、雨漏り修理・屋根リフォーム・屋根葺き替え工事・カバー工法・雨樋工事・屋根板金工事など、屋根に関する工事一式を行っています。
実績があり、熟練の屋根職人が丁寧に責任を持って工事をしていますので、屋根修理を検討されている方は、ぜひ相談してみてください。