天窓からの雨漏りについて
2022/09/19
山田工芸広報担当です!
本日はよくご依頼のある、天窓からの雨漏りについてお話します。
山田工芸では創業からこれまで合計5,000件以上の雨漏り修理に対応してきました。
その中で2割程の割合で天窓からの雨漏り修理のご依頼があります。
何故なのか?単純に天窓は雨漏りがしやすいのです。
ゴムパッキンが劣化するのです。
他社様のHPにわかりやすい画像があったので引用させて頂きます。
画像引用元:石川商店様(https://riverstone-roofing.com/basic/20161031_toplight_maintenance/#i-4)
上記画像の通り、ゴムパッキンの経年劣化により、雨水が浸透してしまうのです。
そしてこのゴムパッキンはおおよそ10年程度で劣化します。
スレート屋根はおおよそ10年程度の寿命ですが、他の屋根材はもっと寿命が長いです。
そのため、15年程度で天窓から雨漏りが発生してしまうという仕組みになっています。
上記の理由以外にも、
・水切り部分に落ち葉などが詰まることで雨水が排出されずに雨漏り。
・防水シートの劣化により雨水が浸透して雨漏り。
などが挙げられます。
上記のように天窓は雨漏りリスクも大きいですが、部屋に天窓があれば日光が差し込み部屋が明るくなります。
雨漏りするから天窓は勧めない、というわけではありませんが、定期的なメンテナンスや日ごろから注意が必要なことは知っておいて頂ければと思います。