横浜市旭区にて屋根カバー工法
2022/06/25
Before
After
先日横浜市旭区にて行った屋根カバー工法の施工の様子です。築20年の戸建て住宅です。
今回の屋根修理のご依頼の経緯は、飛び込み営業の訪問販売業者から「屋根が膨れている」と指摘されまして、
有難いことにそちらの業者様ではなく、様々なメリットがある職人直営店の弊社にお問い合わせ、ご依頼頂きました。
既存の屋根材はパミールで、昨今社会問題となっている屋根材です。
パミール屋根は1990年後半から2000年前半にかけてよく使用されていた屋根材でしたが、
5~8年で剥離し、10年後にはボロボロになってしまう非常に脆く、現在は販売中止されています。
横浜市内でも多くのお家でこの屋根材がまだまだ使用されています。
そしてパミール屋根からのリフォームの際に、やってはいけない施工が「塗装」です。
パミール屋根は10年経っていれば、「層間剝離」と呼ばれるパンパンに屋根材が膨らんでいる状態になっており、
今にも剥がれそうな状態です。そこに塗装をしても、もちろん寿命が伸びるわけではありません。
しかし横浜市内の悪徳な塗装業者さんが、仕事欲しさに当たり前のように塗装の提案を行っているのが実情です。
こちらの現場も7年前に塗装を行ったそうで、今回はしっかりとカバー工法にて屋根リフォームを行いました。
施工前の状態です。
写真ではわかりにくいのですが、膨れ上がっており、今にも割れそうな状況です。
カバー工法ですので、板金部分も剥がします。
屋根の中で最も重要と言っても過言ではない、防水シートを貼ります。
丁寧に、漏れがないように貼ります。
そして新調の屋根材を葺いていきます。
そして各必要箇所に板金を取り付けていきます。
これにて大屋根部分はカバー工法完了です。
続いて下屋根部分の施工と続きます。
下屋根は細かい作業の割合が多いですが、その分より丁寧な施工を行わないと雨漏りの原因になりますので改めて気を引き締めて続きます。
施工前の状態です。
大屋根と同様に、防水シート、屋根材を適正なサイズに加工し、順に施工を行いました。
最後の納めも各所細かく行い、無事施工完了です。
今回の工期は1週間程度でした。
この度はご依頼頂き誠にありがとうございました♪