横浜市南区にて屋根修理〈モニエル瓦からの葺き替え工事〉
2021/11/24
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
横浜市南区のお客様より葺き替え工事のお見積り依頼がありました。
既存のモニエル瓦から耐震性が高い軽量な屋根にしたいとのご希望でした。
工費を抑えての工事をご希望とのことでしたので、屋根材には軽量で価格も安価なスレート屋根をご提案しました。
3社ほど相見積もりを取られたそうですが、最終的には弊社をお選びいただきました。
山田工芸にご依頼頂くメリットは、足場の設置から完工まで完全自社施工できることで、工費を抑えることが可能です。
横浜市南区にておこなった葺き替え工事の様子をお届けいたします。
今回はモニエル瓦からスレート屋根への葺き替えをおこないました。
施工前
築40年が経過したモニエル瓦の様子です。
モニエル瓦とはセメント瓦の一種で、主成分がセメントと砂であるため粘土瓦よりも軽量です。そのため、耐震性・断熱性に優れている屋根材として広く普及されました。しかし、現在は日本で生産が行われていません。
近年ではモニエル瓦の葺き替えをおこなう人が増えています。その背景には、既に生産が終了しているため部分修理ができず葺き替えしか選択肢がないことや、築後40年近く経ち、大きな台風や地震などに備えたいといった理由が挙げられます。
既存のモニエル瓦の撤去
まずは、既存のモニエル瓦をすべて撤去していきます。
葺き替え工事は、屋根の野地板(下地)から新しくしていくので、新築同様の屋根へと生まれ変わります。
大屋根と下屋根ともに葺き替えていきます。
新規野地板施工
新調した野地板の取り付けをおこないました。
▷参考記事:屋根の「野地板(下地板)」とは?役割や種類について
ルーフィング施工
続いて、その上から防水シートを貼ります。
防水シート(ルーフィング)は、基本的に屋根工事の時にのみ姿を表すものなので目立つ存在ではありませんが、雨水の侵入を防ぐという大きな役割を持っている大事な存在です。ですので、隙間無く丁寧に貼り詰めていきます。
今回使用したルーフィングは、田島の「PカラーEX+」です。
新規屋根材施工
スレートは、価格が安価で耐震性も高いため日本の一般住宅に広く普及しています。
新しい屋根材を選らぶ際は、ご自身のライフプランに合ったものをお選びください。
貫板・屋根板金施工
最後に貫板や屋根板金を取り付けます。
貫板には耐久性の高い樹脂製の「エコランバー」を使用しました。木製の貫板とは違い雨水による腐食が起こらないメリットがあります。屋根板金のジョイント部には、コーキングをおこない隙間からの雨水が侵入するのを防ぎました。
▷参考記事:雨漏りを防ぐ屋根の「貫板」とは?役割や種類、メンテナンス方法を解説
完工
これにて完工です。
担当者からのコメント
この度は山田工芸にご依頼をいただき、誠にありがとうございます。
モニエル瓦からスレートへと葺き替え工事をおこなったことで屋根の重心が低くなり耐震性が向上しました。屋根を下地からリフォームをおこないましたので、防水性も高くなり雨漏りが発生する心配もございません。
弊社は屋根修理や外壁塗装などお家のリフォームに関して全て自社の職人で対応しております。
余計な中間費用が発生しないので、工費を抑えての施工が可能です。
横浜市にて屋根修理や外壁塗装などお家のお困りごとは、山田工芸にご相談ください!
工事の概要
現場住所 | 横浜市南区 |
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施工内容 | モニエル瓦からスレート屋根への葺き替え工事 |
施工箇所詳細 | 大屋根・下屋根 |
施工期間 | 約2週間 |
使用屋根材1 | スレート |
使用屋根材2 | PカラーEX+ |