横浜市戸塚区にて屋根修理(スーパーガルテクトへのカバー工法)
2021/11/03




お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
横浜市にて屋根修理(スーパーガルテクトへのカバー工法)を行いました。築25年のご住宅で、屋根の劣化を気にされておりお問い合わせ頂きました。現地調査をさせて頂いたところ、既存のスレート屋根は経年劣化による苔の繁殖や褪色が見受けられます。今回は、高い耐久性と遮熱性を兼ね備えたスーパーガルテクトを採用したカバー工法をご提案致しました。カバー工法は見た目が綺麗になるだけでなく、二重の防水効果や断熱性の向上効果が得られます。住まいを快適に、お得にリフォームする際は、カバー工法をおすすめさせて頂いています。
施工前の様子
こちらが施工前の様子です。御覧頂いた通り、経年劣化が進んでおりカビや苔の繁殖が見受けられます。
ルーフィング
まずは、既存の屋根材の上からルーフィング(防水シート)を取り付けます。ルーフィングは雨水を防止する防水シートです。屋根材から漏れた雨水を弾き、下地への侵入を防ぎます。このルーフィングの下の下地板や建物の構造物にまで腐食が及んでしまうと修繕費も高くなってしまいます。ですので、屋根材の状態が比較的良好なうちに屋根のメンテナンスを行うことが、お住まいの寿命をなるべく安く、確実に伸ばすことに繋がるのです。
そんなルーフィングですが、安価なものの中には材質が薄くペラペラしており、基準値がとても低いものもあります。ルーフィングは平米あたり数百円でグレードアップが可能で、およそ数万円(3万円から4万円程度)の出費で高品質の製品をお選びいただくことができるとてもコストパフォーマンスに優れた建材です。上述の通り、ルーフィングは最終的に雨漏りを防いでくれる大切な建材です。そのため、雨漏りのリスクを軽減させるために少しでも高品質なものを選ぶことをお勧めいたします。
今回は、田島の「PカラーEX+」をご提案させて頂きました。改質性アスファルトルーフィングとして高い耐久性を誇るルーフィングシートです。
スーパーガルテクト葺き
取り付けたルーフィングの上から新調した屋根材「スーパーガルテクト」を葺いていきます。
スーパーガルテクトはアイジー工業より製造、販売を行っており、金属板と断熱材が一体化となっています。
遮熱性に優れ、軽量な屋根材のためカバー工法にとても優れた屋根材でもあります。メーカー保証も充実しており、最低でも、塗膜の剥がれ15年・赤錆20年・穴あき25年と高耐久が保証されています。
貫板(タフモック)
続けて、貫板の取り付けを行います。貫板とは棟と呼ばれる屋根頂部の棟板金の取り付け用の下地材です。棟板金は屋根頂部の保護という大事な役割を担っておりますが、頂部だからこそ風の影響を受けやすく被害が出やすい部位でもあります。もし強風に煽られ外れてしまった場合、近隣への被害だけでなく、頂部が露出してしまうことで雨漏りが発生してしまう事もあります。
従来の貫板は木製の貫板が多いですが、今回は樹脂製の貫板「タフモック」を使用致しました。木製は雨水による腐食が発生しやすく、腐食により棟板金を固定するための釘が浮くなどのリスクがありました。しかし、樹脂製であれば雨水による腐食の心配が無く、耐久年数も30年と言われており非常に耐久性に優れた貫板です。
棟板金
貫板の取り付け後、板金カバーを取り付けます。御覧頂いた、棟板金は換気するための穴が設けられた換気棟と呼ばれるものです。室内にこもった熱や湿気を屋根裏から換気する仕組みが備わっています。
完工
下屋根も同様に施工を行い、これにて完工です。
工事後に期待できること
今回の工事により美観性の向上は勿論のこと、カバー工法による屋根材の二重の防水効果と高い耐久性を得られました。一般的な屋根材であれば、リフォーム後10年ほどで再塗装が必要ですが、スーパーガルテクトを採用したこにより、最低でも15年間は再塗装が必要ありません。初期費用は塗装工事よりもかかりますが、長期的にみるとカバー工法がお得です。工事費用を抑え屋根塗装山田工芸は隅々まで的確な屋根診断を行い、住まいにとって必要な工事を適切にご提案し、たしかな技術で施工いたします。
横浜市にて屋根修理、カバー工法は山田工芸にお任せください!
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工事の概要
現場住所 | 横浜市戸塚区 |
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施工内容 | 屋根修理(カバー工法) |
施工箇所詳細 | 屋根フルリフォーム |
施工期間 | 約1週間 |
使用屋根材1 | スーパーガルテクト |