横浜市栄区にて屋根修理〈エコグラーニにカバー工法|訪問業者に高額値引きを提示されてご不安に〉
2020/02/17
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
横浜市栄区にて、お客様が訪問販売業者の方に屋根の点検をしてもらったところ、カバー工法が必要だと提案されました。
その訪問販売業者の方からは、「今すぐこの場で契約して貰えれば、50万円値引きになる」と言われ、お客様は値引きや今すぐ契約ということに不信感を抱かれて、インターネットで屋根修理業者を検索、弊社にお問い合わせを頂きました。
実際に現地調査をさせて頂いたところ、既存のスレート屋根には、たしかに経年劣化と褪色が見受けられました。
現時点では、雨漏りは見受けられませんが、近く屋根工事が必要ですとお伝えさせて頂きお見積りを提出しました。見積もり金額にご納得いただき、説明もわかりやすかったということでご契約をいただきました。
お客様からは、「屋根修理をするなら、この期に家の印象を変えてみたい」との事でしたので、弊社でメーカー認定を頂いているディーズルーフィング社の「エコグラーニ」をご提案、カバー工法にてご対応させて頂きました。
屋根修理(カバー工法)施工前
こちらが施工前の屋根の様子です。築20年を経過しており、褪色と塗装がほとんど剥がれていて防水性が低下していました。
施工中の様子
ルーフィングの貼り付け
棟板金とその他役物の撤去を行い、既存のスレート屋根の上からルーフィングを貼り付けます。
使用した下葺材は、田島の「PカラーEX+」です。
「PカラーEX+」は、「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれる防水シートです。
「改質アスファルトルーフィング」とは、一般的なルーフィングである「アスファルトルーフィング」を耐摩耗性・対流動性・対剥離性・付着性などを向上させたグレードの高い防水シートです。
ルーフィングには、二次防水の役割があり、雨漏りから家を守る大切な役目をしています。
エコグラーニ葺き
続いて新しい屋根材(エコグラーニ)をルーフィングの上から葺いていきます。
エコグラーニはガルバリウム鋼板とほぼ同じ性能があり意匠性が高いので、屋根に高級感を持たせることが出来ます。
お客様の「家の印象を変えてみたい」というご要望に沿える屋根材をご提案出来たのではないかと思います。
貫板・棟板金の取り付け
屋根材を葺き終わった後は、貫板の取り付けを行います。
今回、貫板には樹脂製の「エコランバー」を使用しました。樹脂製なので、雨水による腐食が起こる心配がなく、大きな負荷がかからない限り、半永久的に使い続ける事が出来ます。
その貫板の上から、棟板金を取り付けていきます。
棟板金の継ぎ目部分は、雨水が侵入してもすぐにしないように数センチ重ねて取り付るのですが、念には念を入れて継ぎ目にもコーキングを充填していきます。
完工
屋根修理の完工です。
エコグラーニの表面には、自然石粒がコーキングされている為、色褪せを防ぎ長期的に美しい状態を維持してくれます。同じ性能のガルバリウム鋼板では、金属屋根特有ののっぺりとした印象になってしまうのですが、エコグラーニの場合、屋根自体に表情が出ます。
工事後に得られる効果
今回の屋根修理は、スレート屋根からエコグラーニ屋根へのカバー工法でした。
訪問業者さんのカバー工法が必要であるという指摘は正しかったものの、その場で契約を迫ってきたり、大幅な値下げを提示するようなケースにはやはり注意が必要です。
予め高額な金額を設定していたり、契約後の解約には違約金を請求されるなどのケースもお伺いします。
その場で契約をされるのを避けられたのはまさに英断で、皆様もそのような「その場で契約を迫る」ような業者には注意してください。
色々なところに見積や現地調査して指摘や金額の正当性を確かめることをお勧めいたします。
横浜市で屋根の点検や屋根修理をご検討の際は、是非、山田工芸にお任せください!
屋根の訪問業者の注意点や手口について詳しくは下記の記事をご覧ください。
工事の概要
| 現場住所 | 横浜市栄区 |
|---|---|
| 施工内容 | スレート屋根からエコグラーニ屋根にカバー工法 |
| 施工箇所詳細 | 屋根全体 |
| 施工期間 | 約1週間 |
| 使用屋根材1 | エコグラーニ |



