横浜市都筑区にて屋根修理(瓦から金属屋根への葺き替え工事・屋根の軽量化)
2019/01/21
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
横浜市都筑区にお住まいのお客様より葺き替え工事のご依頼です。
瓦屋根の耐震性のご不安から葺き替え工事を検討していると、弊社にご連絡がありました。
今回の施工では、屋根の軽量化に伴い、瓦屋根から軽量な金属屋根である「しおさい」への葺き替え工事をおこないました。
横浜市都筑区にておこなった瓦屋根から金属屋根「しおさい」への葺き替え工事の様子です。
施工前の様子
瓦は屋根材の中でも耐久性が非常に高く、その耐用年数は50年以上と言われております。
画像の瓦自体は、割れなど目立った劣化は見られませんが、谷板金は劣化が見られます。瓦屋根の場合、屋根の下地や漆喰など瓦屋根を支える土台となる部分に定期的なメンテンスをおこなうことが重要です。
施工中の様子
既存の瓦の撤去
まずは既存の瓦を撤去していきます。この作業をめくりといいます。
屋根の下地(野地板)には、長年の重量を支えたことによる劣化が見受けられました。
野地板の取り付け
劣化して歪みや傷みの発生している下地に、新しい野地板を張って補強し、歪みを整えていきます。
葺き替え工事は、野地板から新たに取り付けをおこないますので、新築同様の屋根へと生まれ変わります。
本谷、と呼ばれる屋根の雨水をまとめて流す箇所にも野地板にて下地を作ります。
ルーフィングの貼り付け
野地板の上にルーフィング(防水シート)を貼り付けます。
今回使用したルーフィングは、田島の「PカラーEX+」です。
改質アスファルトルーフィングと呼ばれる防水シートで、耐用年数は約20年〜30年です。
しおさい葺き
新しい屋根材、しおさいを葺いていきます。
完工
最後に屋根の役物を取り付けて完工です。
本谷箇所も下地の上に谷板金を取り付けています。
担当者からのコメント
この度は山田工芸にご依頼を頂き、誠にありがとうございます。
瓦屋根は趣があり、とても素敵な屋根材ですが、近年の台風や地震被害に対しては非常に危険性が潜みます。
何かあってからでは遅いので、なるべく早めに屋根の軽量化をご検討することをおすすめします。
▷参考記事:屋根の軽量化は何故必要?行政が推進する理由とは
横浜市で屋根修理、葺き替え工事をご検討の際は、ぜひ山田工芸にお問い合わせください!
工事の概要
現場住所 | 横浜市都筑区 |
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施工内容 | 瓦屋根からしおさいへの葺き替え工事 |
施工箇所詳細 | 屋根全体 |
施工期間 | 約2週間 |
使用屋根材1 | しおさい |