横浜市西区にて雨漏り修理〈瓦屋根からの葺き替え工事〉
2018/05/30
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
横浜市にて屋根から雨漏りが発生しているので修理をお願いしたいとお問い合わせを頂きました。
現地調査を行わせて頂いたところ、築50年の瓦屋根のご住居で野地板が雨水による腐食によって穴が空いてしまっている状態でした。雨漏りを止める為にも葺き替え工事をご提案させて頂きました。
また、瓦屋根は他の金属屋根と比べると重いため、どうしても家の重心が高くなってしまい、耐震性が低いです。
阪神淡路大震災が起きた際に倒壊した家のほとんどが瓦屋根でした。
屋根材には軽量なガルバリウム鋼板をご提案させて頂き、雨漏り修理をおこなうと同時に、耐震性の向上も図りました。
横浜市にておこなった雨漏り修理に伴う葺き替え工事の様子をお伝えします。
施工前の様子
既存の瓦屋根は、瓦がズレでしまっていることで、瓦の下に敷いてある葺き土が露出しており雨水が直接当たっている状態でした。そのため、雨水が次々に侵入してしまい野地板が腐食して雨漏りが発生してしまいました。
今回は瓦屋根からしおさいへの葺き替え工事をおこないます。
施工中の様子
既存の屋根材の撤去
葺き替え工事を行うにあたり、既存の瓦や葺き土の撤去をおこないます。
画像を見て頂くと野地板に穴が空いてしまっていることが分かります。葺き替え工事は屋根の基盤である野地板から新調していくので、新築に近い屋根の状態にすることが出来るので雨漏りを治すには一番効果的です。
野地板の取り付け
既存の屋根材の撤去が終わった後は、新調した野地板の取り付けをおこないます。
これで穴が空いてしまっていた部分も塞ぐことが出来ます。
ルーフィング施工
次に野地板の上にルーフィング(防水シート)を貼り付けます。
屋根の外側部分(屋根材)を一次防水、その内側に敷かれているルーフィングには二次防水の役割があります。建築物の中で屋根は雨の影響を受けやすいので、二段構えの防水機能が施されています。
今回使用したルーフィングは田島の「Pカラー」です。
しおさい葺き
続けてしおさい(屋根材)を葺いていきます。
ガルバリウム鋼板の特徴としては、耐久性が高いことと軽量で建物への負荷が少ないことが挙げられます。ガルバリウム鋼板の耐用年数は30年〜40年と長く、亜鉛とアルミの特徴を併せ持っておりサビに強いです。塩害が心配される海岸地域で広く採用されています。
また、ガルバリウム鋼板は1枚あたり約4kgと非常に軽量で、瓦屋根と比べると1/10程度の重さしかありません。地震の揺れに対して建物への負荷が少なくなるため、耐震性の向上にも繋がります。
完工
最後に棟板金やその他役物を取り付けて完工です。
瓦屋根からしおさいへ葺き替え工事をおこなったことで、軽量化し、屋根の耐震性も向上しました。
担当者からのコメント
今回の雨漏り修理は、瓦屋根からしおさいへの葺き替え工事をおこないました。
雨漏りの原因であった瓦屋根のズレや野地板の腐食を一新したことで、雨漏りを完全に止める事が出来ました。
また、瓦屋根からしおさいへ葺き替え工事をしたことにより、屋根の軽量化に繋がり揺れに強くなりました。耐震性が向上したことで、これからご安心してお過ごし頂けるのではないかと思います。
山田工芸は、これまで4000件以上の実績で培った技術と知識で雨漏りを確実に止めてみせます。
横浜市で雨漏り修理・屋根修理をご検討の際は、是非、山田工芸にお任せください!
工事の概要
現場住所 | 横浜市西区 |
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施工内容 | 瓦屋根からガルバリウム鋼板へ葺き替え工事 |
施工箇所詳細 | 屋根全体 |
施工期間 | 約1週間 |
使用屋根材1 | ガルバリウム鋼板 |