横浜市港磯子区にて雨漏り修理・屋根修理〈スレート屋根からしおさいにカバー工法〉
2018/07/24
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
築年数25年程度の戸建て住宅の雨漏り修理のご依頼でした。2、3年前に塗装の訪問販売業者が来られ、そのまま屋根塗装を行ったそうです。しかし最近『天井裏』から雨漏りが生じたそうで、木部に雨シミがついていました。
横浜市は訪問販売業者が非常に多く、このようなトラブルは多いです。屋根塗装自体を否定するわけではなく、『屋根自体が寿命を超えている状態で、塗装を行っても根本的な解決にはならない』のです。恐らく訪問販売業者の方がそこを理解しておらず、仕事を取るために『とりあえず塗装を提案する』という事例が見受けられています。（費用面でも屋根の葺き替えやカバー工法と比べて安価で済みます）
数年前に屋根のメンテナンスにお金を使われたためどうにか安くしてあげたいのですが、塗装をしても雨漏りが起きている状態まで来ると、屋根材自体を新調する葺き替えやカバー工法をするしか根本的に雨漏りを止める手段はありません。現場調査をさせて頂いた結果、下地はカバー工法に耐えることができる状態でしたので、葺き替えと比べて安価なカバー工法を行う運びとなりました。
施工の様子
写真二枚目の端部分から、写真三枚目の箇所は風による横殴りの雨が降った際に雨漏りが起きているようでした。
このような箇所が各所見受けられます。スレート屋根自体の寿命が過ぎているので、屋根材の塗膜もしっかりと機能していない状態です。
ご覧のように、棟の板金箇所は膨れ上がり、隙間が黒ずんでいます。これは下地の貫板が木製のため腐食しており、板金カバーまで悪影響を及ぼしています。
ルーフィング（防水シート）貼り
今回の屋根リフォームの工法はカバー工法のため、既存のスレート屋根の上からルーフィングを貼ります。
ルーフィングは屋根を通過した雨水から家を守るため、二次防水の機能を果たします。（屋根が一次防水）
そのため隙間なくしっかりと加工して貼る必要があります。
その中でもドーマーにはより注意を払い、隙間なく施します。（今回も主にはドーマーからの雨漏りです）
しおさい葺き・ケラバ包みなど各種役物取付
そして屋根材本体（しおさい）を葺いていきます。
しおさいはさいわいルーフ社の商品であり、ガルバリウム鋼板の素材の屋根表面にフッ素が施されているため非常に耐久性が強いです。
メーカー保証も15年ついており、スレート屋根と比べて耐久性耐候性も優れています。
それに伴うケラバなど各所役物も取り付けます。
棟・貫板取付
棟部分も新調の貫板を取り付けます。この上から板金カバーを取り付けます。
完工
そして完工です。ドーマー部分も雨漏りが起きないようにしっかり隙間なく施工完了しております。
工事後に期待できる効果
まず雨漏りはしっかりと止まりました。後日かなり強い雨が降りましたが、一切雨漏りは起きておりません。
山田工芸はカバー工法や葺き替えをさせて頂いた場合は保証書を提出しています。またしおさいのメーカー保証もあるので、屋根に関しては今後ご安心頂けるかと思います。
雨漏りは放置しておくと瞬く間に家の躯体を脅かしかねませんので、早めに対処ができて良かったです。
お客様への御礼
この度は「山田工芸」にご依頼頂きありがとうございました。屋根塗装にお金を使われたばっかりなのに、今回信用してくださり、屋根工事のご依頼を頂けたこと非常に感謝しております。
高いクオリティにて、今後安心の工事が無事完了できました。施工中も色々とお気遣い頂きありがとうございました。
また外壁塗装もご検討のことで、その際は是非お声かけください。改めてこの度は誠にありがとうございました。
工事の概要
| 現場住所 | 横浜市磯子区 |
|---|---|
| 施工内容 | 雨漏り修理（スレート屋根からしおさいにカバー工法） |
| 施工箇所詳細 | 屋根全体 |
| 施工期間 | 1週間程度 |
| 使用屋根材1 | しおさい |
