川崎市宮前区にて屋根漆喰工事
2022/07/06
先日、川崎市宮前区にて屋根漆喰工事を行いました。築40年程度の戸建て住宅です。
ご依頼を頂いた経緯は、訪問販売営業から棟部分がずれていると指摘されましたが、
営業会社ではなく、実績があり、信頼できる業者に依頼したいとのことからお声がけ頂けました。
ありがとうございます。
施行前の様子です。
写真ではわかりにくいですが、漆喰が風化等により痩せてしまっており、
それが瓦のズレに繋がっています。
このような場合は漆喰を補強し、瓦のズレを一つずつ直していきます。
今回使用した漆喰は南蛮漆喰です。
南蛮漆喰とは、瓦屋根の丈夫に支えることに適した漆喰です。
以前は瓦屋根には『葺き土(粘土や砂利、石炭により)』を瓦の下に敷き、その上に通常の漆喰を塗ることで二つの層を作り、万が一漆喰が痩せても下の葺き土により雨漏りを防止していました。
これに対し南蛮漆喰は、葺き土と漆喰の両方を備えた材料です。シリコン材や防水材もしっかり含まれているため、一つの材料で瓦の下が強固になり、かつ施工期間も短縮できるためお客様のご負担額も軽減できます。
材料も日々進化しているため、山田工芸ではなるべくお客様のご負担を減らし、かつより強度の高い屋根リフォームを提供できるように努めています。
ただ何でも取り入れるのではなく、しっかりとその材料のメリットとデメリットを理解し、本当に大丈夫か認識した上で選定を行っています。
屋根修理、外壁塗装、雨漏り修理のことならお任せください。
この度はご依頼ありがとうございました♪