横浜市旭区柏町にて屋根上葺き工事<ディプロマットスターへのカバー工法>
2021/09/14
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
横浜市旭区にて屋根修理のご依頼を頂きました。
築20年以上のご住宅にて、メンテナンスを一度もしたことがないとのことで、そろそろ雨漏りの心配だからとお問い合わせがございました。
現地調査をさせていただいたところ、築年数の関係もあり屋根材には経年劣化が見受けられました。
塗装のメンテナンスもされていませんでしたので、屋根材もかなり劣化している状態です。
幸いにも雨漏りはしておらず、耐久性としては問題ございませんでしたので、葺き替え工事ではなく、既存の屋根材の上から新しく屋根材を被せる「カバー工法」にてご提案を致しました。
新調する屋根材には弊社がオススメしている「ディプロマットスター」を採用しております。
先日、横浜市旭区柏町にて行った屋根修理(カバー工法)の様子をお届けいたします。
まずは施工前の様子です。
施工前
上の写真から屋根材表面の色褪せが進んでいる様子がわかります。
このような場合、急を要するメンテナンスは必要ありません。
しかし、被害が出ていない内にメンテナンスをすることが屋根に関してはとても重要なのです。
なぜなら、雨漏りなど大きな被害が発生してしまうことで屋根だけでなく建物内部まで
修繕しないといけなくなり、費用が高額になってしまいまうからです。
大きな被害が出る前にメンテナンスを行い、後々のメンテナンスコストを抑えるということが
屋根、そして建物全体の寿命を延ばす上で大切なポイントです。
屋根メンテナンスとして皆様によくお選びいただく修理方法がカバー工法です。
カバー工法とは、元々の屋根の上に新しい屋根材を葺く方法のことです。
しかし、カバー工法は雨漏りなどの被害がすでに発生している屋根への施工には向きません。
今回のように大きな被害が出る前に葺き替え工事と比べて費用を抑えつつ、屋根の機能を蘇らせるための工法となります。
既存屋根の上にルーフィングを敷いていきます。
ルーフィングシート
既存屋根をそのまま下地として活用し、上からルーフィングを敷いています。
もし雨漏りが発生している場合ですと、まずは既存屋根を取り外しその下に敷いてある下地、
ひどい場合には建物内部まで修繕する必要があり、既存屋根をそのまま利用することができません。
そのため、カバー工法は葺き替え工事より費用を抑えて施工を行うことができるというわけです。
ルーフィングを敷き終えれば、続いて新しい屋根となる屋根材本体(ディプロマットスター)を葺いていきます。
「ディプロマットスター」とは「ディーズルーフィング社」が販売しているアメリカ・カリフォルニア産の屋根材のひとつ。錆に強いガルバリウム鋼板と同じ組成のジンカリウム鋼板を基材として、表面に陶器瓦と同じ焼成を施した自然石粒を特殊な方法で接着した屋根材です。日本では「自然石粒鋼板製屋根材」とも呼ばれています。
日本ではまだ認知度は高くありませんが、世界的には人気のある屋根材です。
山田工芸では耐久性、意匠性の高さから特にオススメさせて頂いている屋根材になります。
大屋根の残りの仕上げに入ります。
本体張り上げ、タフモック取り付け、各所棟、換気棟の取り付けをしジョイントのコーキングをして大屋根完了です。
貫板・棟板金
大屋根仕上げと同時に下屋根の既存貫、棟撤去後、ルーフィングを張り、
唐草、ケラバ、捨て谷、棟下地取り付け、本体張り上げタフモック、
雨おさえ、棟取り付け壁際にコーキングを行い完工です。
下屋根の施工
完工
この度は数ある屋根業者の中から、山田工芸にご依頼頂き誠にありがとうございます。
山田工芸では屋根工事、そして塗装工事のどちらとも、プロの技術で雨水から皆様の大切な住まいをお守りします。
横浜市をはじめ、神奈川県での屋根上葺き工事、屋根修理は、山田工芸にお任せください!
工事の概要
現場住所 | 横浜市旭区 |
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施工内容 | 屋根修理(カバー工法) |
施工箇所詳細 | 屋根フルリフォーム |
使用屋根材1 | ディプロマットスター |