横浜市保土ケ谷区にて屋根修理〈棟板金の交換〉
2018/12/06
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
横浜市保土ケ谷区にて、台風の影響により棟板金が飛散されお困りのお客様よりお問い合わせ頂きました。
現地調査を行わせて頂いたところ、既に棟板金は飛散して変形しておりこの度の台風の凄さが感じ取れました。
棟板金が飛散した主な原因として、貫板の劣化具合から見て板金カバーの釘が浮いており飛散した可能性が見受けられます。
こうした台風による棟板金が飛散するケースは非常に多く、その主な原因のほとんどが貫板の劣化による釘の浮きです。
従来の貫板のほとんどが木製なため、雨水が侵入した際に腐食していきます。
経年劣化や雨水による腐食は避けられず、さらなる二次被害を防ぐためにも定期的なメンテナンスをおすすめしております。
屋根材も少し劣化が進行しておりましたが、雨漏りまでの心配は無くお客様も急を要されていたため、お客様とご相談させて頂いた結果、棟板金のみの修理をご提案させて頂きました。
貫板には、木製ではなく樹脂製の「タフモック」をご提案させて頂きました。
上述させて頂いた木製と比べ、タフモックは樹脂製なため水による腐食の心配がありません。
これにより長期間、棟板金の心配が必要なくなり飛散リスクを抑えることが可能です。
今回は横浜市にておこなった棟板金の交換工事の様子をお伝えします。
施工前の様子
こちらが、施工前の様子です。
既に、棟板金は飛散により無くなった状態です。幸いにも、棟板金の飛散による二次被害は起きておりませんでした。
屋根材の劣化も見受けられましたが、雨漏りのは発生しておらずお客様も急を要されていたため、今回は、棟板金のみの交換を行う運びとなります。
施工中の様子
貫板施工
まずは貫板の取り付けを行います。
こちらが棟板金の中に取り付けられる板金カバーを固定するための下地材です。
この貫板が経年劣化することにより、板金カバーを固定するための釘が浮いてくる原因の一つとなります。
木製の貫板では、経年劣化は避けられず定期的なメンテナンスや交換が必要です。
今回使用する貫板は樹脂製のため、雨水による腐食を防ぐことが可能です。
その分工事費用は上がりますが、タフモックの耐久性はおよそ30年もあり、木製の貫板の約3倍程となっています。
定期的なメンテナンスを行うよりも、長い目で見た場合お得になるメリットも兼ね備えています。
棟板金施工
タフモックを取り付けた後、板金カバーを取り付け完工です。
完工
棟板金の交換はこれにて完工致しましたが、施工中に気になる劣化箇所もサービスで補強させて頂きました。
担当者からのコメント
この度は山田工芸にご依頼をいただき、誠にありがとうございました。
今回の工事により、棟板金の耐久性が高まりました。また、貫板をタフモックに交換したことにより長期間の耐久性を得られ、棟板金が飛散する心配が無くなりました。同時に、雨漏りリスクも抑えられています。
台風による棟板金の飛散するケースは非常に多い被害です。飛散による二次被害を防ぐためにも定期的なメンテナンスをおすすめしています。
台風による棟板金の飛散には、火災保険が適用される場合もございます。山田工芸では火災保険に必要な申請書類のサポートもさせて頂いております。築10年〜ほど経たれているご住宅のお客様は、台風の季節の前に一度メンテナンスをご検討されることをおすすめしております。
横浜市にて屋根修理や雨漏り修理でお困りの際は、ぜひ山田工芸にご相談下さい!
工事の概要
現場住所 | 横浜市保土ケ谷区 |
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施工内容 | 棟板金・貫板の交換 |
施工箇所詳細 | 屋根、棟板金 |
施工期間 | 1日 |