横須賀市芦名にて屋根修理〈瓦からエコグラー二への葺き替え〉
2024/07/02
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
海沿いのご住宅にて、雨漏りがしているとのことでご相談を頂きました。
点検に伺ったところ、屋根は経年劣化に強い瓦でしたが、湿度の影響や塩害によりカビや苔が繁殖していました。
築38年ということもあり、下地のルーフィングなども耐用年数が切れていましたので、今回は葺き替え工事にてご提案をいたしました。
新しい屋根材には錆びにくく、塩害地域にも強い「エコグラーニ」を選ばせていただきました。
神奈川県横須賀市にて行った屋根修理のご紹介です。
施工前の様子
こちら施工前の様子です。
写真でも分かる通り、湿気の多い環境ですので苔やカビの繁殖が多く見受けられます。
セメント瓦の耐用年数は30〜40年ですので、屋根を変えなければいけない時期ですね。
施工の様子
まずは既存の瓦を捲り、瓦桟も含めて撤去していきます。
もともと天窓が施された屋根でしたが、不要だったとの事で、以前の屋根修理の際に上から瓦を被せられていたようです。
このままの状態では、また雨漏りしてしまう恐れもありますので、木枠を組んで上から野地板で塞ぐことに致しました。
新しい野地板を増し張りし、しっかりとした土台を準備します。
上からルーフィングシート(防水シート)を敷き、雨漏りの心配がないようしっかりと防水性を高めます。
こちらのルーフィングシートは田島の「PカラーEX+」で、改質アスファルトルーフィングと呼ばれる、耐久性から防水性能を向上させたシートになります。
後は新しい屋根材を葺いていきます。
選んだ屋根材は弊社がオススメさせて頂いている「エコグラーニ」です。
金属屋根材は塩害の影響を受けやすく不適切だと言われています。錆びに強いガルバリウム鋼板の屋根材でさえも、海からあまりにも近いとメーカー保証が受けられなくなるなど、メーカーも認めていることです。
しかし、エコグラーニは塩害から屋根を守るために、表面にコーティングされた石粒を吹き付けられており、塩害の影響を受けにくくなっています。
最後に棟板金を取り付け、完工になります。
完工
これにて完工です。
海をバックにしたエコグラーニ屋根は意匠性が高く、とっても素敵ですね!
担当者のコメント
この度は「山田工芸」にご依頼頂き誠にありがとうございます。
セメント瓦やスレート屋根などは、屋根塗装によるメンテナンスも手段の一つとしてありますが、屋根材の下で雨漏りを防いでいる防水シートも経年劣化していますので、雨漏りの心配があります。
どの屋根材でもメンテナンスは非常に重要ですので、屋根に関するお悩みがございましたらお気軽にご相談下さい!
工事の概要
現場住所 | 横須賀市芦名 |
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施工内容 | 屋根修理(葺き替え工事) |
施工箇所詳細 | 屋根フルリフォーム |
施工期間 | 5日 |
使用屋根材1 | エコグラーニ |