川崎市にて屋根・外壁塗装
2024/03/25
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
川崎市にお住まいのお客様より、家の周囲の塀のひび割れが大きく気になっているというご相談をいただきました。
また、家全体もそろそろメンテナンスを検討しているということでした。
現地に伺ってお家全体を調査させていただいたところ、外構部のモルタル塀のひび割れが大きく、剥落している箇所もありました。
建物の外壁や屋根にも全体に経年劣化が進行しており、補修によるメンテナンスをご提案いたしました。
他にもガレージの屋上防水や木製の玄関ドア、鉄の格子など細かい所も場所に合わせた塗装を行っています。
先日より川崎市にて行った屋根・外壁塗装・防水塗装の様子をご紹介いたします。
施工前
こちらが施工前の様子です。
全体に経年劣化が進み、特に外構の塀には大きな亀裂や剥落がみられました。
屋根も外壁もメンテナンスが必要な状態です。
施工中の様子
高圧洗浄
これから塗装を行う屋根、外壁など各所に高圧洗浄を行いました。下記は施工の様子です。
ガラス窓も洗浄し、また塗装は行わない外構のセメント部も洗浄していきます。
今回の現場は非常に大きいお家のため、全ての箇所を同じ工程で進めず、要領良く柔軟に対応しています。
一つひとつの施工を丁寧に確実に行います。
屋根塗装(下塗り)
屋根の塗装を行います。こちら敷地内にお家が複数あるため、一か所一か所分けて塗装を行いました。
日程的には分けて行いましたが、基本的な工程は同じです。
まずは下塗りを行い、劣化したスレート屋根材にたっぷりと下塗り材を染み込ませます。
劣化が進行していると塗料の吸い込みがあるので、吸い込みがなくなるまで塗装し、下地を整えて上から塗装する仕上げ塗料の密着を高めます。
屋根塗装(中塗り・上塗り)
下塗りの後は、仕上げ塗料を中塗り、上塗りと二回塗装を行います。
綺麗に仕上がりました。
塗装工事はどの箇所も基本的に複数回塗装を行うことで、強力な塗膜を形成してお家を保護します。
塗料にもよりますが、しっかり基本に沿って塗装を行うと、10~15年の耐久性があります。
しかし、悪徳業者などに依頼して適正な塗装を行わないと、数年で塗膜は剝がれてしまいます。
外壁・屋根塗装業者を選ぶ際は十分注意してください。もちろん山田工芸は一つ一つの工程を確実に丁寧に施工させて頂きます。
軒天塗装
軒天の塗装(中塗り・上塗り)の様子です。
外壁塗装(下塗り)
まずは外壁の下塗りを行います。非常に広い面積ですが、塗残しのないように一か所ずつ手分けして塗装します。
下塗りを行うことで下地を整え、後から塗装する上塗りが密着する力を高めます。
外壁塗装(中塗り・上塗り)
下塗りが乾いたのを確認してから中塗り、そして上塗りを行います。
中塗りと上塗りは同じ塗料を使用し、塗料の厚みをつけて、ムラのないように仕上げていきます。
付帯部塗装
軒天、樋、鼻隠しなどの附帯部の塗装の様子です。
幕板の塗装も行います。
木部塗装(玄関ドア、木製サッシ)
まずはケレンを行い、古い塗膜を除去し、塗装面を整えていきます。
外れそうな箇所があったので補修も行います。
まずは下塗りから行います。木部はどのくらい木目を残すのか、また素材などによって選ぶ塗料や施工方法が変わってきます。
下塗りの後に、中塗りと上塗りで仕上げます。細かい箇所は小さな刷毛や筆を使って丁寧に塗装を行います。
木製サッシに欠損がありましたので、補修を行いサンダー掛けした後塗装します。
格子の鉄部塗装
鉄の格子の塗装も行います。劣化がひどく、「第3種Cケレン」にて施工を行いました。
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~下地調整の施工方法は多岐に渡り、1種~4種ケレンまでの4つに種類が分かれます~
1種ケレン:ブラスト法を用いて錆や旧塗膜を徹底除去
2種ケレン:ディスクサンダーなどの動力工具を用いる素地調整
3種ケレン:活膜を残し、死膜は除去する。
※3種の中でもA、B、Cと分かれ、「3種Cケレン」は「さびが発生している面積 5%,塗膜異常面積 5~15%異常」の際に行う施工方法です。
4種ケレン:軽く目荒らしする清掃ケレン。
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ケレン完了後、錆止め塗料にて下塗り塗装を行います。
錆止めの上から仕上げ塗料で上塗りを行います。
シャッター・雨戸塗装
シャッターと雨戸も塗装前にケレン清掃を行います。
シャッターの下塗り・中塗り・上塗りの様子です。
雨戸とシャッター内部のガレージ上部は吹付で仕上げます。
雨戸など数が多く、広範囲な場所や複雑な形状な箇所は吹付を行うと時間が短縮され、ムラなく仕上がります。
こちらのシャッターは小さなローラーで仕上げています。
引き続き現場の様子をお送りします。
防水塗装
ガレージの屋上の防水塗装が劣化していましたので、そちらも塗装を行います。
既存防水に亀裂や破損が見られたので、補修を行います。
補修した後に、プライマーを塗装します。
防水部分に防水材を塗りかねて防水層を作ります。
防水部分も劣化を補修した上できれいに仕上がりました。
▷参考記事:ベランダや屋上の雨漏りを防ぐ!適切な防水工事とメンテナンスが家を守ります
外構モルタル塀塗装
家の周囲にある外構モルタル塀の塗装も行いました。
こちらが全体に劣化が進行し、かなりひどいクラックが見られる状態でした。
一つ一つ補修してから塗装に入ります。
これほどのクラックに塗装を施しても根本的な補修とはなりません。
そのため写真のように不必要な箇所に関しては削り取り、土台を整えます。
深いクラックは、サンダーでV字カットを行い、そちらにコーキングを充填して補修を行います。
まずはプライマーを塗装します。
変性シリコンで充填していきます。
場所に合わせた適切なコーキングを使用することが重要です。
コーキングについて詳しくは下記をご覧ください。
充填後にヘラで押さえてならします。
補修して段差ができたところや、大きな破損個所はカチオンフィーラーでならしていきます。
ならした後にシーラーを塗装します。
補修した箇所は模様がなくなるので、パターン模様付けを行います。
そして補修が終わったら、塀部も塗装して仕上げていきます。
階段と壁の隙間のコーキングが劣化していたので、プライマーを塗装してからコーキングを打っています。
施工後の様子
こちらが施工後の外観の様子です。
「白色」を基調に庭の緑とも綺麗に調和しています。
建物の造りに合わせて、各所吹付や刷毛塗りなどの工夫も凝らしました。
一つひとつの箇所を丁寧に確実に施工させて頂きましたので不具合は起きないと思います。
アフターフォローもしっかり行い、万が一問題が生じた場合は速やかに対応させて頂きます。
山田工芸では屋根の施工全般だけでなく、塗装工事も対応可能です。
スレート屋根は定期的に塗装が必要な屋根材です。
吸水性の高い基材のため、塗装によって屋根材を保護しています。そのため定期的な塗装がメンテナンスには欠かせません。
また外壁もクラックができて放置していると、隙間から雨水が入り込んで、外壁から雨漏りを起こすきっかけになってしまいます。
外壁塗装は塗装できれいになるだけでなく既存の破損部分を補修してから塗装するので、お家の状態チェックと補修メンテナンスが行えます。
▷参考記事:外壁のひび割れを放置すると雨漏りの原因に!修理方法や費用相場を解説
屋根と外壁を一度に塗装されると、足場代が一度で済み、メンテナンスの周期をそろえることができます。
川崎市や横浜市で外壁塗装をご検討の方は、山田工芸にぜひご依頼ください。
工事の概要
現場住所 | 川崎市 |
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施工内容 | 屋根塗装、外壁塗装、外構モルタル塀の補修と塗装、防水塗装、木製玄関塗装、付帯部塗装など |
施工箇所詳細 | 屋根、外壁、外構塀、屋上、玄関ドア、各付帯部など |