横浜市保土ケ谷区にて屋根修理・雨漏り修理(棟交換・屋根材一部交換・各所コーキング)
2019/01/16
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
横浜市保土ケ谷区にて屋根修理(棟板金の交換・屋根材一部交換・各所コーキング)を行いました。
築30年程のご住宅にて、先日の台風により棟板金が飛散してしまい、同時に雨漏りがしているとお問い合わせ頂きました。
現地調査をさせて頂いたところ、棟板金は飛散しており、下地が剥き出しの状態です。屋根材の劣化もかなり進行しており、スレート屋根の一部が剥がれておりました。どちらも非常に雨漏りリスクが高い状態ではありますが、直ぐに雨漏りするわけではありません。他の原因箇所を隈なく調査した結果、天窓周りの劣化による雨漏りだと判明致しました。
屋根材の状態からカバー工法をおすすめさせて頂きましたが、お客様のご予算やご都合により今回は、棟板金の交換と一部屋根材の交換、天窓を含めた各所のコーキング補充で施工させて頂く運びとなりました。
施工前の様子
こちらが施工前の様子です。
ご覧頂いた通り、板金カバーは飛散しており、下地材である貫板が剥き出しの状態です。先日の台風の威力が感じられます。飛散した原因にはもちろん台風もありますが、経年劣化も大きな原因です。棟は下地材である貫板に釘で板金カバーを取り付けています。下地材である貫板は木製のため、雨水が侵入する度に腐食していきます。すると固定している釘が緩み、浮きが発生するため、固定力が弱まり強風などの際に飛散してしまいます。
一部剥がれたスレート屋根に関しても同様です。屋根は定期的なメンテナンスを怠ることで、飛散や雨漏りが引き起こされます。
山田工芸では、火災保険の申請フォローもさせて頂いています。
屋根材の様子
屋根材は一枚全て剥がれており、天窓周りもひび割れやコーキングの劣化が目立ちます。
天窓は採光性が高く通気性も良いため人気とされていましたが、近年では天窓のデメリットである雨漏りが問題視されています。屋根面に天窓を埋め込むため、経年劣化などで雨漏り等が起きやすいようです。
もちろん信頼できる施工業者さんに依頼することで、雨漏り等のトラブルを減らすことが出来るといえます。しかし、雨漏りのリスクは十分にあるため定期的なメンテナンスは欠かせません。
▷天窓から雨漏りした場合の原因と修理方法は?優良修理業者の選び方も解説
棟板金
板金カバーを取り外し、こちらが貫板の様子です。経年の影響もあり、かなり劣化が進んでいます。
こちらの貫板は木材ですので、このまま板金カバーがないまま放置しておくと、瞬く間に雨水により腐食が発生します。
同時進行で屋根材本体の破損部分も差し替えを行います。
幸いにも剥がれた屋根材は1枚でしたので、コーキングによる接着で差し替えを行いました。
差し替えと同時に隙間箇所やヒビがある部分にはコーキングにて補修を行いました。
貫板までの撤去が完了しました。続けて新調した貫板を取り付けます。
新しく下地を取り付けますが、下地材は木材ではなく、エコランバーという腐食をしない樹脂製の下地材を使用します。
貫板「エコランバー」
エコランバーの取り付けを行いました。これにより雨水による腐食の心配が無くなります。
棟板金
板金カバーを取り付けて、棟板金の交換は完了です。
天窓
雨漏りの原因となった天窓周りのヒビや割れ、隙間部分をしっかりコーキングにて埋めていきます。
一時的な補修ではありますが、無事、雨漏りは止まりこれにて完工です。
お伝えしたこと
今回の工事により、屋根材の状態ではそろそろ葺き替えが必要ではありますが、一旦は今回の施工にて雨漏りは止まりました。山田工芸ではなるべくお客様のお話をお伺いし、できるだけご要望・ご希望に沿ったご提案をさせて頂きたいと思っています。
雨漏り修理は部分的に行うことで一度は雨漏りが止まりますが、根本的な解決にはならないため、再び雨漏りする可能性がございます。細かく修繕を行うよりもまとめてリフォームすることにより長く見た場合お得になるケースもございます。山田工芸では上述させて頂いたとおり、なるべくお客様に寄り添ったご提案をさせて頂きます。屋根修理は決して安い買物ではありませんので、長期的なメンテナンスを考慮し、最善のご提案を常に心がけております。
横浜市保土ケ谷区にて屋根修理・雨漏り修理をご検討の際は、是非、山田工芸にお任せ下さい。
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工事の概要
現場住所 | 横浜市保土ケ谷区 |
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施工内容 | 屋根修理(棟板金の交換・屋根材一部交換・各所コーキング) |
施工箇所詳細 | 屋根、棟板金 |
施工期間 | 約2日 |