横浜市戸塚区にて屋根修理<瓦屋根からエコグラーニへの葺き替え工事>
2021/09/24
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
横浜市戸塚区にて行った屋根修理のご紹介です。
築40年の瓦屋根のご住宅より雨漏りしているとの事でお問い合わせがございました。
早速、現地調査をさせて頂いたところ、瓦屋根は経年が見られ漆喰もかなりの劣化が見られました。
雨漏りしている箇所の瓦をめくると下地のルーフィングは劣化で破れてしまっています。葺き直し工事も可能ですが、お客様も耐震性の心配から「屋根修理を行うのであれば屋根を軽量化したい。」とのご要望でしたので、今回は瓦屋根から金属屋根への葺き替え工事を施工させていただく運びとなります。
屋根材には弊社のメーカー認可である「エコグラーニ」を採用致しました。軽量でありながら非常に耐久性に優れ、メーカー保証も充実した弊社でオススメの屋根材です。
着工〜瓦屋根の撤去〜
まずはじめに、既存の瓦を撤去していきます。
今回の施工は、瓦屋根からエコグラーニ屋根への葺き替えです。瓦屋根は耐久性の長さが特徴ではありますが、その重さゆえ近年では、「瓦屋根は重いから地震が心配」と懸念されるお客様も増えております。そういったお客様にお選びいただくのが金属屋根へのリフォームです。
金属屋根の重量は、土で留めて葺いている瓦屋根に比べ約三分の一と、木の桟で留めている瓦屋根に比べても約半分の軽さのため、耐震性が高く、また施工しやすいという特徴があります。
野地板の取り付け
瓦、桟木ともに撤去し終われば、新しく下地板を設置していきます。
防水シートだけでなく、下地の板材も雨漏れによる腐食により耐久性が低下しているので、下地板を新調することで耐久性を高めます。
ルーフィングシート
野地板とルーフィングが新しくなることが屋根葺き替え工事を行う最大のメリットであり、屋根リフォームの中で最もリフォーム効果が高いと言われる理由です。
屋根は野地板、ルーフィング、屋根材の3層構造になっていますが、そのすべてを取り替えられるのが葺き替え工事のメリットです。
一方、葺き替え工事とよく比較されるカバー工法においては、既存の野地板、ルーフィング、屋根材はそのまま使用し、屋根材の上から新しくルーフィングを張っていきます。
既存屋根をそのまま屋根下地として利用するということですね。
既存屋根の撤去費用や廃材の処分費用がかからない分、葺き替えと比べて工事費用を抑えることができますが、施工にあたっては既存屋根に不具合が無いことが条件となります。
ルーフィングシートには田島の「PカラーEX+」を採用致しました。
エコグラーニ葺き
ルーフィングシートの上から屋根材を葺いていきます。棟部の下地材である貫板は樹脂製の板材を使用致しました。雨水による腐食の心配が無いため、木製の貫板よりも耐久性に優れます。
屋根材には弊社がオススメしている「エコグラーニ」を使用しています。
詳しくは▽こちら▽をご覧ください!
棟板金取り付け
棟の板金カバーを取り付け作業です。板金同士の継ぎ目にはコーキングにて接着を行います。
雨水が侵入しやすい、屋根と外壁の立合い箇所は雨押さえ板金に加え、コーキングによる隙間の補充を行いました。
完工
これにて完工です。
お伝えしたいこと
今回の工事により、無地雨漏りは解消されました。また、下地からルーフィング、屋根材まで新調したことで美観性だけでなく、耐久性、遮熱性、防水性が向上致しました。ご心配されていた耐震性も瓦屋根から金属屋根への葺き替えにより、屋根の軽量化が得られご住宅にかかる負荷を抑えることに繋がりました。瓦屋根の修理は勿論のこと、屋根の耐震リフォームやカバー工法など、様々な屋根修理にご対応させて頂いております。山田工芸は隅々まで的確な屋根診断を行い、住まいにとって必要な工事を適切にご提案し、たしかな技術で施工いたします。
横浜市にて葺き替え工事を始めとした屋根修理をご検討の際は、是非、山田工芸にお任せください!
工事の概要
現場住所 | 横浜市戸塚区 |
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施工内容 | 屋根修理(葺き替え工事) |
施工箇所詳細 | 屋根フルリフォーム |
使用屋根材1 | エコグラーニ |