横浜市栄区にて屋根修理<スレート屋根からしおさいへのカバー工法>
2021/09/23
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
横浜市栄区にて行った屋根修理のご紹介です。
築15年の戸建て住宅にお住いのお客様より、屋根のメンテナンス修理にてお問い合わせがございました。
現地調査をさせて頂いたところ、屋根材には経年による退色の劣化や、錆の発生が見受けられました。塗装でのメンテナンスも可能でしたので、お客様には塗装と屋根修理の両方で、見積もりをご準備致しました。
お客様のご要望ではやはり、修理を行うからには耐久性の高い工事を行いたいとのことで、今回は屋根修理(カバー工法)にて施工させていただく運びとなりました。
今回の屋根修理は既存の屋根材をそのままに、上葺きを行うカバー工法です。
まずは、既存の屋根材にルーフィングを敷いていきます。
施工前(ルーフィングシート貼りの様子)
「ルーフィング」という言葉に聞き慣れていない方も多くいらっしゃると思います。ルーフィングは別名「防水シート」というもので、屋根表面の屋根材(瓦やスレートなど)の下から屋根を守る役割を持つもののことです。
では、一体何から屋根を守っているのかというと名前から想像がつく通り、雨水から屋根を守っているのです。
屋根は一年中雨風にさらされており、天候の影響を一番に受ける場所です。それゆえ屋根材はあらゆる自然条件から建物を守るために耐久性や耐候性、防水性などの機能が備わっていないといけません。もちろん屋根材のそれらの機能は屋根からお住まいを守るためにしっかり設計された上で作られています。しかし、万が一にも屋根材が破損した場合や、ビスが緩んで取れてしまった場合、屋根材の隙間から雨水が侵入してしまうなんてことも起こりかねません。また、屋根材の破損は普段なかなか目にすることのない屋根の上で起こることですので、残念ながらなかなか気づきにくいのです。
雨漏りが起こると、最悪の場合ルーフィングの下の下地板や建物の構造物にまで腐食が及んでしまいます。そうなってしまうと修繕費も高くなってしまいますので、屋根材の状態が比較的良好なうちに屋根のメンテナンスを行うことが、お住まいの寿命をなるべく安く、確実に伸ばすことに繋がるのです。
話が少し逸れてしまいましたが、ルーフィングは先程お話したような万が一の時に屋根材の下から屋根を守る二次防水としての機能を持っています。そのため、隙間ができぬようきっちり丁寧にルーフィングを敷いていきます。
ルーフィングが敷き終わりましたら、屋根材を設置していきます。
しおさい葺き
ルーフィンガ貼り終わりましたら、新調した屋根材を葺いていきます。
今回使用した屋根材は「しおさい」と呼ばれるものです。
日本ルーフ建材株式会社の耐久性に優れた金属の瓦、金属の屋根材で、瓦屋根の10分の1の重さと軽量のため、耐震性に優れています。また断熱・遮熱性が高く、夏は涼しく、冬は暖かいといった特徴もある屋根材です。
大屋根の施工が終わり、続いて下屋根も同様に施工していきます。
下屋根の施工
下屋根も大屋根と同様に、ルーフィングシートを貼り付けて屋根材を葺いていきます。
完工
最後に棟板金を取り付けて完工です。
担当者のコメント
山田工芸では細部に至るまで、屋根職人がこだわりをもって丁寧かつ確実に施工を行い、皆様の生活をお守りします!
横浜市をはじめ神奈川県でのカバー工法、各種屋根修理は、山田工芸にお任せください!
工事の概要
現場住所 | 横浜市栄区 |
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施工内容 | 屋根修理(カバー工法) |
施工箇所詳細 | 屋根フルリフォーム |
使用屋根材1 | しおさい |