横浜市戸塚区にて屋根修理・葺き替え工事〈洋瓦からエコグラーニへの葺き替え〉
2024/11/08
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
3年ほど前にご購入された中古物件にて、気付いたらケラバ部分の瓦が落ちてしまっていたとのことで、お問い合わせ頂きました。
点検に伺ったところ、下地が腐ってしまっており、それが原因により釘が抜けてポロっと落下していたようです。
瓦屋根の場合は下地を新しくするには、「葺き直し工事」か「葺き替え工事」が必要で、費用も変わってきますが、今後の耐久性のことを考慮した場合、葺き替え工事の方が望ましいとご提案させて頂きました。
お客様もこの際に安心できる屋根にしたいとのことで、今回は葺き替え工事にて施工させて頂く運びとなりました。
横浜市戸塚区にて行った葺き替え工事のご紹介です。
施工前
こちら屋根全体の施工前の様子です。
築年数はおよそ25年程とのことで、色褪せや汚れなどが目立つようになってきています。
落下してしまったケラバ部分は簡易的にテープで止めてありますが、危険な状態です。
雨漏りにも繋がる恐れがありますので、早急に修理していきます。
撤去作業
まずは既存の瓦を撤去していく作業です。
こちらの瓦は桟葺きと呼ばれる、桟木に引っ掛けながら瓦が固定されてますので、比較的スムーズに撤去作業を行うことができました。
昔ながらの瓦屋根は土葺きと呼ばれる、防水と固定の目的で土が使用されていますので、その場合は瓦と土の両方を撤去しなくてはいけません。その分作業も長くなってしまいます。
全て捲り終えた後の下地です。
やはり耐用年数も限界を迎えており、防水効果も非常に低くなってしまっています。
新たに下地からやり直していきましょう。
野地板
まずは野地板の取り付けからです。
土台となる下地を準備します。
ルーフィングシート
次にルーフィングシートです。
別名、防水シートと呼ばれる屋根からの雨漏りを防ぐ、防水の要です。
詳しい内容は是非、コラム記事からご確認下さい!
谷板金・唐草の取り付け
谷樋部分の板金や、ケラバの唐草を取り付けていきます。
谷樋とは屋根の面と面の取り合いの谷状になった部分で、雨水を集めるために谷状になっているのが特徴です。
雨水が集中することから雨漏りの原因になりやすい部分でもありますので、しっかりと丁寧に施工いたします。
屋根材葺き
新しい屋根材を葺いていきます!
こちらの屋根材はお客様がお選びいただいた「エコグラーニ」です。
エコグラーニ屋根とは「株式会社ディートレーニング」ディーズルーフィングのデザインバリエーションの中のひとつで、何といっても
直線的でシンプルな美しいデザインが特徴です。
屋根材としての性能を素晴らしく、メーカー保証も充実しており、山田工芸はエコグラーニ屋根のメーカー認定施工店でもあります。
是非、その魅力をしっていただければと記事にもさせて頂いています!
最後は棟板金の取り付けを行っていきます。
本来では、棟の下地には木勢の貫板や樹脂製のものを使用されていますが、弊社では耐久性に優れたガルバリウム鋼板を使用し、より耐久性を高められるようにしています。
板金のジョイント部にはコーキングを打ち、取り付けます。
完工
これにて完工です。
担当者のコメント
この度は「山田工芸」にご依頼頂き誠にありがとうございます。
意匠性が高く、耐候性に優れた屋根に生まれ変わりました。
山田工芸は神奈川県横浜市・相模原市を中心に、雨漏り修理・屋根リフォーム・屋根葺き替え工事・カバー工法・雨樋工事・屋根板金工事など、屋根に関する工事一式を行っております。
まずはお気軽にご相談下さい!
工事の概要
現場住所 | 横浜市戸塚区 |
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施工内容 | 屋根修理(葺き替え工事) |
施工箇所詳細 | |
施工期間 | 10日間 |
使用屋根材1 | エコグラーニ |