横浜市鶴見区にて屋根修理〈黒漆喰にて漆喰工事・本谷の塗装〉
2018/08/30
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
横浜市鶴見区にて行った屋根修理のご紹介です。
築30〜40年程のご住宅にて漆喰が劣化しているとのことで、家の下にまで漆喰らしきものが落ちているとお問い合わせがございました。
現地調査をさせていただいたところ、漆喰はかなり劣化が進行しており、黒ずみやひび割れなどが見受けられます。
このままの状態では瓦が飛散する恐れや、最悪のケースでは下地まで劣化が進行し雨漏りが引き起こされる危険性も考えられます。
お客様には瓦の状況をご説明させていただき、漆喰工事にてご提案させて頂きました。
その際お客様のご要望で、元々は白漆喰を使用されていましたが、黒ずみが目立たないように黒漆喰にして欲しいとのお声を頂きましたので、今回は黒漆喰にて施工させて頂きます。
横浜市鶴見区にて屋根修理を行った屋根修理(漆喰工事)の様子をご紹介いたします。
施工前の様子
まずは既存の状態です。とても大きいお家で、屋根も立派です。
瓦屋根は趣もあり、日本を代表する屋根材の一つです。
ところどころ漆喰の劣化がみられ、剥がれてきています。
瓦屋根の瓦と瓦の接着には漆喰が用いられており、瓦がズレてしまったり、ズレた瓦同士が干渉し合って割れたり・欠けたり、そこから雨水が侵入して雨漏りになったりと様々なトラブルが発生します。
また瓦がしっかりと固定されておらず、ちょっとした風や地震で落下してしまう可能性もあり、大変危険です。
屋根は天候や台風などの影響をどうしても受けてしまい、気付かぬうちに雨漏りが発生してしまう可能性が非常に高く、瓦のずれや落下する可能性もあります。
今回は今後被害が及びそうな箇所をしっかり補強し、屋根の寿命を延ばします。
施工中の様子
漆喰の詰め直し
まずは漆喰を打ち直します。古い漆喰を撤去して、新しい漆喰を詰めていきます。
今回お客様のご希望で黒漆喰を使用しています。
漆喰の施工後
各所にしっかりと新しい漆喰を詰め直しを行いました。
谷板金への塗装
そして本谷部分には塗装をします。
本谷は雨樋と似た役割を果たし、屋根に降ってきた雨水を地上に流す役割を果たします。そのため傷みやすく、雨漏りを起こしやすい場所でもあります。
こちらに劣化が見られたため、下塗りに錆止め塗装を行ってから塗装していきます。
下屋の漆喰詰め直し工事
同様に下屋も漆喰の詰め直し工事を行います。こちらは施工前の様子です。
かなり漆喰は劣化しておりボロボロになっています。
そしてこちらも同じように黒漆喰にてきっちり施工致しました。
施工後の様子
大屋根
そして漆喰の打ち直し、本谷の塗装が完了です。
全ての箇所に確実に漆喰、塗装を施しました。
下屋
大屋根部分と同じく、漆喰の打ち直しと本谷の塗装を行いました。
施工担当者より
この度は山田工芸にご依頼いただき誠にありがとうございました。
各所しっかりと施工いたしましたので、これにより雨漏りなどの心配はありません。
瓦屋根の異変・・・となると瓦自体に問題の根源を検討しがちですが、瓦は頑丈にできているので劣化スピードも遅いです。
そのため雨漏りは瓦以外の原因があることも多いのです。
特に本谷部分は瓦屋根で最も雨漏りを起こしやすくなっています。
もしも雨漏りが発生してしまうと、部屋のクロスの取り換えや、お家内部の木材への劣化、そしてシロアリの発生などと悪循環が止まらなくなります。
気付いてからは時遅し。
屋根のメンテナンスはお家を健康に保つためには必須なのです。
瓦自体も劣化は確実に進みますので、瓦の葺き替え工事もタイミングを見て検討する必要があります。
定期的な屋根の診断をおすすめいたします。
山田工芸では現場調査の上、その状況に応じたベストな施工をご提案させて頂きます。
工事の概要
現場住所 | 横浜市鶴見区 |
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施工内容 | 漆喰工事、本谷塗装工事 |
施工箇所詳細 | 屋根の漆喰部、本谷 |
使用屋根材1 | 黒漆喰 |