横浜市にて瓦からスレート屋根に葺き替え工事
2020/07/30
先日、横浜市にて行なった葺き替え工事の様子をお届けいたします。
今回は瓦屋根からスレート屋根への葺き替え工事を行いました。
瓦屋根は耐久性の長さが特徴ではありますが、その重さゆえ近年では、「瓦屋根は重いから地震が心配」と懸念されるお客様も増えております。そういったお客様にお選びいただくのがスレート屋根へのリフォームです。
スレートは、現在最も普及している屋根材で「コロニアル」や「カラーベスト」とも呼ばれており、セメントに繊維を混ぜて形成して作られています。スレート屋根の重量は、土で留めて葺いている瓦屋根に比べ約三分の一、木の桟で留めている瓦屋根に比べても約半分の軽さのため、耐震性が高く、また施工しやすいという特徴があります。
まず、既存の瓦とルーフィング、野地板を撤去したあと、新しい野地板、ルーフィングを設置します。
屋根のリフォームで最も重要となるのは防水機能の回復です。屋根にとって一番の敵となる水は屋根の下の建材まで腐食が及ぶ恐れのある雨漏りを引き起こしてしまいます。そうなってしまうと修繕費用も高額になってしまうため、表面に見える屋根材だけではなく、その下にある防水シート・野地板の状態を常に保っておくことが非常に重要となります。
続いてルーフィングの上から板金を設置します。
屋根材、タフモック、棟を取り付け、施工完了です。