横浜市保土ヶ谷区にて屋根修理<エコグラーニへの葺き替え工事>
2021/05/05
先日、横浜市保土ヶ谷区にて屋根の葺き替え工事を行いました。
本日はその際の様子をお送りいたします。
まず既存屋根の様子と、既存のスレート屋根を剥がした際の様子です。
施工前の様子
大きな破損などは無いものの、やはりスレート屋根も下地も経年に劣化を感じさせますね。
まず、新たな屋根下地となる野地板を敷いていきます。
野地板
続いて、敷き終えた野地板の上にルーフィングを張っていきます。
ルーフィング
やはり野地板とルーフィングが新しくなることが屋根葺き替え工事を行う最大のメリットであり、屋根リフォームの中で最もリフォーム効果が高いと言われる理由です。
屋根は野地板、ルーフィング、屋根材の3層構造になっていますが、そのすべてが新調されるので、屋根全体が丸ごと新品になる訳です。
一方、葺き替え工事とよく比較されるカバー工法においては、既存の野地板、ルーフィング、屋根材はそのまま使用し、屋根材の上から新しくルーフィングを張っていきます。
既存屋根をそのまま屋根下地として利用するということですね。
既存屋根の撤去費用や廃材の処分費用がかからない分、葺き替えと比べて工事費用を抑えることができますが、施工にあたっては既存屋根に不具合が無いことが条件となります。
もし不具合がある屋根にカバー工法をしてしまうと、悪いところにフタをしてしまうイメージですね。
この場合はカバー工法ではなく葺き替えを行い、下地からすべて新調、もしくは修繕してやる必要があります。
カバー工法も屋根リフォームとしては非常に効果がある工法ですが、下地として使われる既存屋根はあくまでも既存の状態のままです。
その点、葺き替え工事ではすべてが新品に生まれ変わるので、やはりリフォーム効果が高いと言えます。
一度きりの工事代金で見ると確かに高額ではありますが、長い目で見ると定期的なメンテナンスを行うのがだいぶ先になるので、ダメな部分を細かく修繕しながらより、一度の葺き替えですべて新調してしまった方が屋根にかけるトータルコストを抑えることができるケースもあります。
このように屋根修理の工法は今後のライフプランも考慮して検討すべき項目ですので、屋根修理をご検討中の方はぜひお気軽に山田工芸までご相談ください。
エコグラーニ葺き
話を施工の様子に戻し、唐草・ケラバ、そして屋根材を取り付けている様子です。
「ケラバ」とは、写真1枚目のように傾斜になっている側の屋根の端を指す名称になります。
写真のような切妻屋根、もしくは片流れ屋根の傾斜がついている屋根の端部分ですね。
一方、傾斜がついていない屋根の下側の端は皆様もご存知のように「軒」と呼ばれます。
このケラバに取り付けるのが「唐草」で、雨が降った際に雨水を雨樋に誘導したり、軒先の建材を雨水から守ったりする役割を持っています。
葺き替えに使用する屋根材は「エコグラーニ」です。
弊社でオススメさせて頂いている屋根材で、デザイン性や機能性が高く30年保証が付いているので、安心してお選びいただける屋根材です。
続いて、貫、棟、換気棟を取り付けていきます。
貫板・棟板金取り付け
棟は写真のように屋根の頂上部分を指し、棟の下に敷かれているのが貫で、棟を固定するための下地となります。
この貫は一昔前までは木でできたものを使用していましたが、素材が木であるために経年で腐食するという問題がありました。
そのため近年では、写真の黒い建材のように樹脂製(エコランバー)のものが広く使われるようになっており、腐食などトラブルが起こらなくなっています。
また今回は、屋根工事とは別に雨漏り対策として、窓サッシ周りのコーキング打ち替えも行なっております。
コーキングは外壁と同色である場合が多く目立たない箇所ですが、紫外線に弱く外壁より早く劣化が進んでしまいます。
そのため、このような窓サッシ周りのコーキングの劣化が原因の雨漏りはどのご家庭でも起こりえるトラブルでもあります。
ご覧の通り高所にある窓ですので、足場を組み立てている工事期間中にコーキングも綺麗に打ち替えさせていただきました。
完工
担当者のコメント
この度は山田工芸にご依頼頂き誠にありがとうございます。
山田工芸はただ工事をするだけでなく、隅々まで的確な屋根診断を行い、住まいにとって必要な工事を適切にご提案し、たしかな技術で施工いたします。
横浜市にて屋根修理、屋根葺き替え工事は山田工芸にお任せください!
工事の概要
現場住所 | 横浜市保土ヶ谷区 |
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施工内容 | 屋根修理(葺き替え工事) |
施工箇所詳細 | 屋根フルリフォーム |
使用屋根材1 | エコグラーニ |