横浜市旭区にて棟改修工事
2021/04/24
先日、横浜市旭区にて棟改修工事を行いました。
本日はその時の様子をお送りいたします。
ますは施工前と既存の棟瓦を撤去した際の様子です。
続いて、既存の貫を撤去し、新しい貫を取り付けた時の様子です
貫とは棟の中に入っている板の事で、屋根を板金や垂木とつなげる役割を持っています。
一昔前までは貫は木製が主流でしたが、木製のために経年と共に腐食してしまうという問題がありました。
そこで、「木が腐食するなら木以外の素材で貫板を作ればいい」という発想で生まれたのが、今回使用している樹脂製の貫板「タフモック 」です。
樹脂製なので腐食が起こる心配もなく、木よりより強固に釘など建材と留めてくれます。
山田工芸でも使用することが多い屋根建材の一つです。
貫を取り付けたら、続いて棟板金を取り付けます。
ここまでで綺麗に棟が生まれ変わったように見えますが、このままでは棟板金の隙間が空いたままになっています。
この隙間を埋め、雨水が棟内部に入り込まないようにするため、棟板金の隙間にコーキングを打っていきます。
これにて施工完了です。
また今回は、クラック(ヒビ割れ)が起こっている瓦の補修もさせていただいております。
葺き替え工事やカバー工法など、大掛かりな工事だけが屋根工事ではありません。
今回の棟補修工事のように、屋根材補修や雨樋修理など、部分的な小さな工事であっても山田工芸は迅速に皆様の元へ駆けつけ、お悩みを解決いたします!
横浜市旭区をはじめ、神奈川県での屋根工事は山田工芸にお任せください!