横浜市港北区にて屋根修理〈アスファルトシングルに横暖ルーフでカバー工法〉
2019/12/30
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
横浜市港北区のお客様よりアスファルトシングルの一部が飛散したというお問い合わせを弊社ホームページから頂きました。
早速現場に伺ったところ、アスファルトシングルが広範囲に飛散しており、防水シートがむき出しなっている状態でした。
経年劣化で接着剤が劣化したことなどが原因と思われ、築年数と下の防水シートの状態からカバー工法をおすすめいたしました。
先日横浜市港北区にて行った屋根修理(カバー工法)の様子です。
施工の様子
施工前の様子
既存の屋根の状態です。既存の屋根材はアスファルトシングルです。
このアスファルトシングルが大量にはがれてしまっています。
アスファルトシングルはガラス繊維基材にアスファルトを浸透させたシート状の屋根材で北米ではとてもメジャーな屋根材です。
接着材で接着しますが、この接着剤が経年劣化起こすと固定する力が弱まり、強風で剥がれてしまうことがあります。
アスファルトシングルは部分補修も可能ですが、部分補修を行ってもまた別の場所で劣化を起こす可能性が高いことと、防水シートの状態などを考慮して今回はカバー工法を行います。
参考サイト:アスファルトシングルってどんな屋根材なの?特徴やメリット・デメリットを徹底解説
新規ルーフィングの施工
まずは既存の屋根にルーフィングを貼ります。
弊社標準使用である、改質アスファルトルーフィングという耐久性やシール性に優れたものを使用します。
屋根の寸法などに合わせて加工し、隙間のできないよう、丁寧に貼っていきます。
屋根材本体の施工
そして屋根材本体を張ります。今回使用した屋根材は横暖ルーフです。
最近は軽くて丈夫な金属屋根が人気ですが、横暖ルーフは断熱材と一体になっている構造のため、断熱機能もある高機能な屋根材です。
▷ニチハ『センタールーフ(横暖ルーフ)』公式サイト
雪止めも一緒に取り付けます。
棟の取り付け
そして棟部分の取り付けです。
棟の重なる部分には水の侵入を防ぐためにマスキングテープで養生してからシーリングで防水処理を行います。
その他箇所もしっかりと取り付け施工完了です♪
施工後
施工後の様子です。
施工担当者より
この度は山田工芸にご依頼いただき誠にありがとうございました。
カバー工法は屋根が二重の構造になるため強度が高まる上に、工程も少なく済むため金額も抑えられる優れた屋根修理の工法です。
山田工芸ではカバー工法や葺き替えのどちらが良いか、屋根の状態を的確に判断してご提案させていただきます。
今年もお客様、お取引業者様、その他関係者の皆様には大変お世話になりました。
ありがとうございました。
来年も山田工芸は更なる飛躍を遂げるため精進して参ります。
来年度も何卒宜しくお願いします。
工事の概要
現場住所 | 横浜市港北区 |
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施工内容 | カバー工法 |
施工箇所詳細 | 屋根全体 |
使用屋根材1 | 横暖ルーフ(ニチハ) |