横浜市都筑区にて屋根修理〈棟板金交換〉
2020/03/23
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
横浜市都筑区にて、ご自宅の近くで屋根修理をしていた職人さんから、棟の板金カバーが浮いてしまっていると指摘を受けたお客様から、現地調査のご依頼を頂きました。お客様が仰るには、浮いている箇所が2箇所あり、雨漏りが心配なので、応急処置としてビニールを被せているとの事でした。お客様は、「部分修理で済むのか、棟全体を修理する必要があるのか見てほしい」との事でした。
現地調査を行わせて頂いたところ、板金カバーを取り付ける際の下地になる貫板に雨水による腐食が起こっていました。強風が吹いてしまうと他の箇所も浮いてしまったり、板金カバーが飛散してしまう可能性も高かったので、棟全体の交換をご提案させて頂き、施工させて頂く事となりました。
屋根修理(屋根棟交換)施工前の様子
今回は、横浜市都筑区にて屋根棟交換の施工を行いました。
施工前の様子です。応急処置により一旦雨漏りなどを防いでいる状態でした。
参考サイト:DIYによる雨漏り修理は応急処置まで!おすすめできない理由と業者に依頼した際の費用
施工中
既存の棟板金などの取り外し
既存の棟板金を取り外していきます。棟とは屋根材と屋根材が交差している頂部の事を言います。屋根の棟は、雨風の影響を受けやすい場所で、屋根の中では比較的劣化しやすい箇所です。
写真のように板金カバーの下地(貫板)に腐食が起きてしまった事で、棟の板金カバーを止めている釘などが浮いたり、抜けてしまい板金カバーの飛散などが起こります。
また、その他に釘が浮いてしまう原因としては、熱膨張もあります。太陽の熱を受けて板金カバーの温度が上昇し、板金カバー自体が膨張します。このとき貫板に固定されている釘が浮いてきます。
その後、夜になって温度が下がるため、浮いた釘を残したまま板金カバーが収縮して元の大きさに戻ります。
この動きが繰り返されることによって、徐々に釘の浮きが酷くなってきます。
貫板の取り付け
今回、新しい貫板に樹脂製の「タフモック」を使用しました。従来の貫板には、木製のものが使用される事がほとんどでしたが、雨水による腐食が起こるという欠点がありました。
そのため近年では、タフモック(プラスチック木材)と呼ばれる樹脂製の貫板が人気です。樹脂製であるため、雨水による腐食の心配がなく、耐久性に優れている事が人気の理由です。
完工
最後に貫板の上に新調した板金カバーを取り付けて施工完了です。
棟部分の劣化や外れなどを放置しておくと雨漏り等に繋がる恐れがあります。
また地上からは見えにくく、お隣さんや近隣の方々から指摘されることも多いようです。
気になる方はお気軽にお問い合わせください。実際に屋根の上に登って調査をさせて頂きます。
工事後に得られる効果
今回の屋根修理は、棟全体の板金カバーの交換を行いました。
木製の貫板から、樹脂製の貫板に交換したことで耐久性が増し、雨水により貫板が腐敗する心配もなくなりました。日本は台風や地震などの自然災害が多い国です。
大事な家を守る為にも、日頃は目にする機会が少ない屋根棟などを見てもらう事が重要です。
山田工芸では、屋根の上に登るに欠かせない足場も自社管理、自社設置しております。
横浜市で屋根修理、外壁塗装はもちろんの事、屋根の状態が心配で一度見て欲しいなどのお問い合わせもお待ちしております!
▼横浜市都筑区での他の施工例
工事の概要
現場住所 | 横浜市都筑区 |
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施工内容 | 屋根棟交換 |
施工箇所詳細 | 棟全体 |
施工期間 | 約2日 |