東京都世田谷区にて屋根修理<スレートからディプロマットスターへのカバー工法>
2019/08/27
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
東京都世田谷区にて行った屋根修理(カバー工法)のご紹介です。
ご依頼頂いたのは築20年ほどのスレート屋根のご住宅です。
訪問販売の業者さんより、屋根の劣化を指摘されたとのことで雨漏りの心配から弊社にお問い合わせがございました。
調査をしたところ、屋根は確かに経年による劣化が見られました。いきなり雨漏りが発生するほどの劣化はしていませんでしたが、屋根塗装もしくは屋根修理はいずれ必要な状態です。
お客様もこの耐久性のことも考えて、「新しい屋根材に変えてしまいたい」とのことでしたので、カバー工法のご提案をさせて頂きました。
また、新調する屋根材には弊社でおすすめさせて頂いている、「ディートレーディング社」の屋根材「ディプロマットスター」をご提案致しました。
大屋根の施工前の様子
こちらが施工前の様子です。
屋根に黒ずみや、くすんだ色になっているのが見られます。
これは新築時に塗装されていた塗料が劣化し、防水性を失っている状態です。
まずは屋根修理にあたり、材料を順に屋根上に上げていきます。
今回はカバー工法と呼ばれる、既存の屋根材の上から新しい屋根材を重ねて葺いていく工法です。
不必要な棟の板金部分を剥がしていきます。
ルーフィング(防水シート)
屋根の構造、家の造りによってルーフィングを加工してから貼る必要があります。
ルーフィングは防水シートとも呼ばれ、言葉の通り雨水の侵入を防ぐ非常に大切な役割を果たします。
使用したルーフィングは田島社の「ライナールーフ」です。
次に屋根材本体張り上げていきます。
ディプロマットスター葺き
一枚一枚ビスで固定し、ズレがないように連ねて葺いていきます。
意匠性の高いこちらの屋根材が「ディートレーディング社」の「ディプロマットスター」と呼ばれる屋根材です。
山田工芸は「ディーズルーフィング」の屋根材を多数取り扱っている正規取扱代理店です。
中でも「ディプロマット」と「エコグラーニ」は、抜群の耐久性・断熱性・美観性で世界70ヶ国以上で支持される屋根材です。
本体の取り付け完了後、雨押さえ、ケラバの取り付けを行います。
細かい箇所の取り付けも多いため、屋根材の加工や工夫に時間を要します。
またズレが決して起こらないように、数センチ、ミリ単位での施工となります。
そして大屋根部分の屋根修理(カバー工法)完了です!
棟部分も綺麗に施工されています。
こちらの屋根材も非常に雰囲気が良く、人気の屋根材の一つです。
山田工芸では様々な屋根材をご準備しております。
是非ご希望、イメージをお申し付けください。
下屋根の施工
大屋根部分と同じく、ルーフィング、屋根材本体の張り上げを行います。
ディプロマットスター葺き(下屋根)
そしてケラバ、雨押さえの取り付けです。
貫の取り付け、各所コーキングを行います。
コーキングにより僅かな隙間などもしっかりと埋めます。
屋根はお家を保護する最も大切な箇所です、隅々まで漏れなく施工する必要があります。
そして下屋根の施工完了です!
そしてもう一箇所、下屋根の施工です。
既存の様子、ルーフィングや平板金の加工、谷の取り付けの様子です。
その後屋根材本体、貫の取り付けを行います。
ケラバ、棟、雨押さえの取り付けを行います。
もう一箇所の下屋根も施工完了です!
今回の現場も「完璧」だと自信のある仕上がりです。
山田工芸は多くの職人が在籍していますが、職人全員の技術力が高く、常に技術の向上を目指して施工しています。
施工方法もお客様のご希望に沿ってなるべく最善の方法にてご提案させて頂きます。
是非ご用命ください。
工事の概要
現場住所 | 東京都世田谷区 |
---|---|
施工内容 | 屋根修理(カバー工法) |
施工箇所詳細 | 屋根フルリフォーム |
使用屋根材1 | ディプロマットスター |