横浜市保土ケ谷区にて屋根修理(棟交換)
2019/02/15
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
横浜市保土ケ谷区にて屋根修理(棟板金の交換)を行いました。
先日の台風にて棟板金が飛散してしまい、板金カバーが完全に剥がれてしまっている状態とご相談頂きました。
棟板金が無い状態では、下地が雨風に晒される非常に危険な状態です。急いで現地調査をさせて頂きました。
現地調査をさせて頂いたところ、板金カバーは剥がれており、下地材である貫板が丸見えの状態でした。貫板には腐食が見受けられ、それにより板金カバーを固定する釘が浮き、耐久性が低下したところで強風に飛ばされたものだと推測できます。台風の災害時に棟板金が飛散するケースは非常に多く、定期的なメンテナンスを怠ると板金カバーの飛散だけでなく、雨漏りの二次被害まで引き起こされます。
今回の原因になった貫板ですが、木製の材質のため雨水による腐食が発生していました。
そのため山田工芸では、新調する貫板を樹脂製の板材でご提案させて頂きました。雨水による腐食の心配が無く、棟板金の飛散リスクを大きく下げることが可能です。
施工前の様子
こちらが施工前の様子です。ご覧頂いたとおり板金カバーは既に剥がれており、貫板が晒された状態です
貫板は腐食が見受けられ、ボロボロと崩れています。板金カバーがないと、雨水を直に受け腐食の進行は早まっていきます。また、そのまま放置しておくと雨漏りに繋がりますので早急な施工が必要です。
貫板の取り付け
既存の貫板を撤去し、新調した貫板を取り付けます。
御覧頂いた少し黒みががった板材が「タフモック」と呼ばれる樹脂製の貫板です。こちらのタフモックは樹脂製なため腐食が起きない優れモノの下地です。耐久性も高く、耐久年数は約30年と言われています。
板金カバー
続けて、板金カバーを取り付けていきます。板金同士の継ぎ目にはコーキング剤で接着を行うため、マスキングテープで養生を行います。
完工
継ぎ目のコーキングを行い、各所ビス止めを行い完工です。屋根材本体の損傷箇所もサービスで修繕させて頂きました。
お伝えしたい事
今回、施工させて頂いたご住宅のように、木製の貫板を使用されているご住宅は未だ多くあります。
どんなに耐久性の高い屋根材を使用していたとして、経年劣化からは逃れられません。木製の貫板は腐食が起こりやすいため、メンテナンスは欠かせません。
しかし、貫板は板金カバーが被さっているため蓋を開かない限り、目視で確認することが出来ません。貫板の耐用年数は、環境等にも因りますが15年程です。築年数が10年以上のご住宅にお住まいの方は一度、メンテナンスを心がけて下さい。
棟板金の釘浮きが確認された場合は、棟板金のメンテナンスサインです。
足場が必要な工事となりますので、屋根の塗装やカバー工法等のメンテナンスと併せて行われるのもおすすめしております。
山田工芸では、足場仮設から屋根修理、塗装工事まで幅広く自社にて施工致します。
横浜市にて屋根修理をご検討の際は、是非、山田工芸にご用命下さい。
<関連記事>
▷屋根修理と外壁塗装をセットで行うとお得な理由。費用以外のメリットも紹介
工事の概要
現場住所 | 横浜市保土ケ谷区 |
---|---|
施工内容 | 屋根修理(棟板金の交換) |
施工箇所詳細 | 棟板金(貫板を含む) |
施工期間 | 1日 |