横浜市神奈川区にて屋根修理(棟板金の交換)
2018/11/21
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
横浜市神奈川区にて棟板金の交換をご依頼頂きました。
ご相談内容は、先日の台風により棟板金が飛散してしまっているとこのことでした。
棟板金が無い状態のままでは雨水が侵入し屋根材を痛めてしまう他、雨漏りのリスクが非常に高い危険な状態です。
その日のうちに現地調査をさせて頂いたところ、棟板金の一部が飛散しておりブルーシートで応急処置が施された状態でした。
幸いにも飛散していない棟板金の劣化具合からみて、固定するための釘が緩んだことが原因と見受けられます。
木製の貫板は経年劣化によって固定している釘が浮いてくるケースが非常に多く、定期的なメンテナンスが必要です。
今回は、貫板を樹脂製の木材「エコランバー」をご提案致しました。雨水による腐食のリスクが無く、劣化にも強いため非常に優れた貫板です。エコランバー以外にもケイミュー社の「タフモック」も同じ樹脂製の貫板として、人気を集めています。
施工前の様子
こちらが施工前の様子です。
棟板金が飛散した箇所はご住宅の施主様により応急処置を施された状態です。残った棟板金からも劣化や釘の緩みが見受けられました。
雨漏りや屋根材の破損への応急処置にはブルーシートは非常に有効とされています。
しかし、屋根修理は高所で行われるため非常に危険を伴います。それだけでなく、間違った知識のまま放ってしまうことで更なる被害に発展します。
自己判断に任せず、まずはプロに相談するように心がけましょう。
参考記事:雨漏りはブルーシートで応急処置できる?方法や注意点を解説
貫板の取り付け
まずは既存の棟板金を全て撤去致します。
ご覧頂いているのが、樹脂製の貫板「エコランバー」です。貫板は棟板金を固定するための下地材の役割があり、常に板金カバーに覆われているため一般的に状態を確認する術がありません。定期的なメンテナンスや屋根修理の際に、貫板の劣化が発覚するケースが非常に多いです。
木製の貫板は木材のため雨水による腐食や経年劣化を避けることはできません。住宅の環境などで大きく変化しますが耐久年数は約15年〜程です。比べて樹脂製の貫板は雨水による腐食は起きず、耐久性にも優れておりその耐久年数は約30年程です。
貫板の劣化は棟板金の飛散や、雨漏りの原因に直結してくるため耐久性に優れた樹脂製の貫板をおすすめさせて頂いています。
完工
板金カバーを新調し、完工です。
工事後に得られる効果
今回の工事により棟板金の耐久性が向上致しました。恐れていた雨漏りの心配も解消されました。
貫板を木製から樹脂製に変更したことにより、腐食の恐れもなく住宅を長持ちさせることに繋がりました。
確かに木製と比較して工事費用がかかりますが、一度の工事費用でおよそ2回分のメンテナンス費用を抑えられます。
屋根修理には足場仮設の費用もかかってくるため、細かなメンテナンスを行うよりもコストを抑えられます。
また、台風による棟板金の飛散などの屋根修理には火災保険が適用される場合がございます。
横浜市の屋根修理でお困り事なら山田工芸にご相談下さい!
工事の概要
現場住所 | 横浜市神奈川区 |
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施工内容 | 屋根修理(棟板金の交換) |
施工箇所詳細 | 棟板金(貫板を含む) |
施工期間 | 1日 |