横浜市保土ケ谷区にて屋根修理<台風被害による棟改修工事>
2019/09/21
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
横浜市保土ケ谷区にて台風15号により棟が剥がれてしまったとのことでお問合いがございました。
現在、台風による被害が相次いでおり屋根修理が殺到しています。
気付かないところで屋根が損傷している恐れもありますので、屋根の様子がおかしい、変な音がするなど、変化がございましたらお気軽にご相談下さい!
こちらのご住宅では外から棟の板金が捲れてしまっているのを目視され、発見に至りました。
アンテナに引っかかり大きく折れ曲がってしまっています。弊社もこの度の台風の脅威を思い知らされました。
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「台風15号に被災されたお客様へ」
台風15号の影響により多くのご連絡を頂いております。
お待たせしている方には大変ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
順番に対応しておりますので何卒宜しくお願い申し上げます。
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施工前
こちらが施工前の様子です。棟板金が剥がれ、下地の貫が剥き出しになっています。
下地の貫にも劣化が見られましたので、全ての棟の改修工事を行わせて頂きました。
まずは既存の貫も撤去し、新調した貫を取り付けていきます。
貫板(エコランバー)
既存の貫は木材のもので、雨などが降るとすぐに腐食して雨漏りに繋がります。
今回の棟の損傷は台風が原因でもありますが、貫板にも経年劣化や腐食が進行しておりましたので、耐久性が低下してしまっていたのも要因の一つです。
固定するための貫が痛むと、釘が緩んでしまうため固定力を失い強風で飛ばされるリスクが高まります。
今回新調した貫はエコランバーと呼ばれるもので、樹脂製下地材のため腐食がなく、高い耐久性を持っています。
そして板金カバーを取り付けて、コーキングにて継ぎ目箇所を埋めていきます。
板金カバー取り付け
完工
大屋根、下屋根ともに棟の改修工事が完工致しました。
棟部分は屋根の部位で最も風災などを受けやすい箇所ですが、同時に最も脆い箇所でもあります。
補修サインである劣化症状をいくつかご紹介いたしますので、ご不安な方や築年数が10年以上のご住宅の方は是非、ご確認下さい。
【釘の浮き】
棟における劣化の根本ともいえるのが釘の浮きです。
朝と夜の温度差により、少しづつ釘が緩んできます。また、釘の錆びや貫板の腐食も原因の1つのです。
目視ではなかなか確認することは難しいため、知らず知らずのうちに劣化している場合がほとんどです。
【棟板金の浮き、剥がれ】
先ほどの釘の浮いた状態が続くと、いずれ釘が数本抜けてしまい棟板金自体が貫板から浮いて剥がれてしまいます。
この場合は、棟板金の交換はもちろん貫板の交換も行わなければなりません。
【棟板金の飛散】
棟板金の釘が抜けたまま放置していると、今回のケースのように強風や台風のタイミングで棟板金が飛散する可能性があります。
「雨漏りの発生」「他の建材を傷めて建物の寿命を縮めてしまう」「飛散した板金による事故」など大きなトラブルに発展する恐れがあります。
この機会に是非、メンテナンスの重要性を知って頂ければと思います。
工事の概要
現場住所 | 横浜市保土ケ谷区 |
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施工内容 | 屋根修理(棟板金の交換) |
施工箇所詳細 | 棟板金(貫板を含む) |