横浜市南区にて雨漏り修理・屋根修理(瓦差し替え・漆喰工事)
2022/07/29
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
横浜市南区築約40年の海沿いの戸建て住宅にお住まいのお客様から、先日の台風の際に、瓦が飛散したことが原因で雨漏りしているというご連絡をいただきました。
応急処置として施主様ご自身でブルーシートを設置されていましたが、どんどん雨漏りはひどくなり、雨漏りを直したいとのことで、この度弊社にご依頼頂くことになりました。
現地調査の結果から、飛散した箇所以外にも所々に瓦屋根の割れ、ヒビが見られました。
他にも棟の漆喰が劣化して痩せが見られました。
施主様とご相談したところ、予算的に今回は葺き替えではなく部分修理をご希望でしたので、破損した瓦の差し替えと漆喰工事を行いました。
先日、横浜市南区にて雨漏り修理・屋根修理(瓦差し替え・漆喰工事・シーリング)を行った様子をご紹介します。
施工前の様子
現場調査の際の状態です。既存の屋根材は洋瓦です。
強風で瓦が飛んでしまったところから雨漏りが発生し、家主様がご自身でブルーシートを設置されたようでした。
雨漏りが起きた時に、放っておくとどんどん雨漏りが広がってしまいます。そのため応急処置をしていただくことは大変重要です。
しかし屋根の上での作業は大変危険ですので、プロに依頼された方が安心です。
そして所々に瓦屋根の割れ、ヒビが目立ちます。
また棟部分は漆喰の痩せが目立っていたため、こちらも補強を行います。
瓦の差し替え
まずは破損した瓦屋根の撤去を行います。こちらは全て新調の瓦屋根には差し替えていきます。
漆喰工事
棟部分は南蛮漆喰を足しました。黒く見えるのが南蛮漆喰です。
南蛮漆喰には白と黒があり、黒の方が安価です。今回はご予算内に収めるために使用しました。
シーリングによるラバーロック工法
海沿いのため、きつい海風でまた屋根が飛ばないように、ラバーロック工法も行いました。
屋根の山部分に施しています。
ラバーロック工法は雨漏り防止にもつながりますが、完全に屋根と屋根の隙間を埋めてしまったり、雨の流れを阻害する場所にシリコンを打ってしまうと雨水がしっかり排水できなくなってしまい、かえって雨漏りの原因になります。
そのため山部分だけシリコン打ちをしています。
▷参考記事:瓦屋根修理における「ラバーロック工法」とは?
施工後の様子
施工後の様子です。破損のあった瓦屋根は全て差し替えています。
担当者のコメント
この度は、山田工芸にご依頼いただき誠にありがとうございました。
こちらの現場は、築年数も屋根の状態でも葺き替えの時期でしたが、ご予算の中でできる限りの修繕をさせて頂き、雨漏りも無事に止まりました。
山田工芸はお客様のご都合に合わせて適正なご提案、施工をさせて頂きます♪
ラバーロック工法について検索すると悪い評判も出てきますが、屋根の構造をしっかりと把握し、適切な施工をすれば強風地域における瓦の飛散防止や耐震対策としても有効です。
立地や状態を考慮して、屋根に合わせた適切な施工を行う信頼できる業者に依頼することが重要です。
この度はご依頼ありがとうございました!
工事の概要
現場住所 | 横浜市南区 |
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施工内容 | 雨漏り修理・屋根修理(瓦差し替え・漆喰工事・シーリング) |
施工箇所詳細 | 屋根破損部、棟の漆喰 |
使用屋根材1 | 南蛮漆喰 |