横浜市青葉区にて屋根修理(セメント瓦からガルバリウム屋根に葺き替え)
2020/12/30
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
お客様より、現状のセメント瓦が30年近く何もメンテナンスしていない、また屋根を軽くしたいとのご依頼を頂きました。
現場調査を行ったところ、確かに経年劣化が起きており、お客様からもこのまま放置しておくのはまずいので葺き替えをして欲しいとのことで工事着工となりました。
お客様自身非常に屋根のことを勉強しておられ、屋根材も表面をフッ素加工しているしおさいをご希望されました。山田工芸ではしおさいの施工経験も豊富なことからお問い合わせ頂いたようで感謝しております。
施工の様子
施工前
現状はセメント瓦でした。セメント瓦は日本瓦と比較して耐用年数が短いです。(日本瓦が50年、セメント瓦は20年程度)
しかしセメント瓦は塗装メンテナンスができますので、それを踏まえると最長40年程度持つ場合もあります。
今回は約30年程度メンテナンスなしで来ていますので、今後もこちらのお家に住み続けることを配慮すれば、塗装より葺き替えが経済的です。
既存セメント瓦の撤去から野地板貼り
既存のセメント瓦を撤去し、まずはしっかり清掃をしました。続いて新調の下地となるコンパネを貼ります。
ルーフィング貼り
続いてルーフィングを貼ります。
屋根、雨漏り防止の観点でこのルーフィングは非常に大切です。(ルーフィングの大切さはこちら)
今回の現場のように、入り組んだ箇所が多い場合はより慎重にルーフィングを加工し、絶対に隙間が生まれないように貼っていきます。
新調の屋根材葺き・棟など各所役物取付
今回の新調の屋根材はしおさいです。しおさいは、フッ素加工がされている分耐久性耐候性が強いです。
素材は近年最も強度の高い素材のガルバリウム製です。
棟の下地になる貫は樹脂製のタフモックを取り付けています。以前貫は木製が主流でしたが、雨水が浸入すると腐食が生じていました。
そのため近年では樹脂製を使用することにより腐食を防いで雨漏りの防止をしてくれます。
最後に各所役物を取り付けて無事完工しています。
工事後に期待できる効果
セメント瓦からしおさいに葺き替えたことで、まず屋根は非常に軽くなりました。これにて家の重心が下がり、耐震性に強くなります。
軽量化は行政も推進しているため、一部補助金も出ました。
そして雨漏りは起きていませんでしたが、今後も屋根から雨漏りが起きることはないです。
お客様への御礼
この度はご依頼ありがとうございました。お客様も屋根に真摯に向き合って頂いていたため、屋根材の決定などスムーズで有難い限りでした。
しおさいの施工が最も豊富な職人を中心に、完璧な施工をさせて頂けたかと思います。
外壁塗装もご検討中とのことで、弊社には腕の良い塗装職人も在籍しておりますのでその節は是非お声かけください。
末永くお付き合い宜しくお願いします。
工事の概要
現場住所 | 横浜市青葉区 |
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施工内容 | 屋根の葺き替え |
施工箇所詳細 | セメント瓦からしおさいに葺き替え |
施工期間 | 2~3週間程度 |
使用屋根材1 | しおさい |