横浜市神奈川区にて屋根修理〈棟交換・屋根塗装〉
2020/04/29
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
横浜市神奈川区にて、ご自宅の屋根の調査依頼を頂きました。
お客様は、ご自宅を建てられてからある程度年月が過ぎたので、そろそろ屋根のメンテナンス時期だと思われ、「屋根修理の専門業者からアドバイスが聞きたい」と、弊社にご連絡を頂きました。
現地調査を行わせて頂き、「屋根材の褪色と棟板金の一部分が、釘が抜けて浮いてしまっている」と現状のご報告をさせて頂きました。棟は屋根の頂部で、雨風の影響を受けやすい場所です。強風などで飛散してしまう恐れがありますので、棟の交換と一緒に褪色が見受けられた屋根の塗装をご提案させて頂きました。
今回は屋根材本体の寿命がまだ残っておりましたので、カバー工法や葺き替え工事を行うよりも塗装によるメンテナンスを行うことで、屋根材本体の寿命をさらに伸ばす方がお客様にとって最適だと判断をし、今回のご提案に至りました。
棟板金施工前
今回は横浜市神奈川区にて、棟交換と屋根塗装を行いました。まずは、棟交換の様子をお伝えします。
既存の棟板金を取り外したところ、棟板金を支える貫板には木製のものが使用されていました。
木製の貫板は、雨水により腐食してしまい、棟板金を固定している釘が浮いてしまう原因となります。
棟板金施工中
貫板・棟板金の取り付け
新しく取り付ける貫板には、樹脂製の「エコランバー」を使用します。
最近では、タフモック(プラスチック木材)の貫板が人気を集めています。
樹脂製であるため、雨水による腐食の心配なく、耐久性も高いのが人気の理由です。
取り付けた貫板の上に、棟板金を取り付けていきます。棟板金の飛散は、雨漏りの原因に繋がります。
ご自宅の屋根の状態が気になる方は、是非山田工芸までお問い合わせください。
棟板金完工
マスキングテープを貼り付けしている箇所にコーキングを行い、棟交換の完工です。
コーキングとは、隙間を埋める作業の事です。雨水が隙間から侵入するのをコーキングで防ぎ、雨漏りのリスクを減らします。続いては、屋根塗装の様子をお伝えします。
屋根塗装施工中
高圧洗浄
屋根塗装を行う前に、まずは高圧洗浄機で屋根全体をキレイに洗浄していきます。
汚れやホコリ、既存の塗膜を丁寧に洗い流すことで、塗料が持っている本来の耐久性や防水性が機能します。
高圧洗浄を疎かにしてしまうと、塗装後すぐに塗料が剥がれるなどの不具合が発生してしまう可能性もあります。また、高圧洗浄後は、水が乾くまで塗装はおこないません。
この理由も先程と同じで施工不良に繋がる恐れがあるです。
参考サイト:外壁塗膜の剥がれ・膨れはなぜ起こる?原因と対処法を徹底解説
下塗り(大屋根・下屋根)
高圧洗浄した屋根が乾いたら、屋根の下塗りを行います。
通常の屋根・外壁塗装の場合は、下塗り・中塗り・上塗りと3回に分けて塗装をしていきます。
下塗りには、屋根材と上塗り塗料を接着させる・傷んだ屋根材に上塗り塗料が吸収されるのを防ぐ・下地の色を隠すことで仕上がりをキレイにするなど重要な役割があります。
山田工芸では、この下塗りにこだわりを持っており、より強固な下地を形成するために、下塗りを2回おこなうことをオススメしております。
中塗り(大屋根・下屋根)
中塗りからは、屋根に色を付けていく作業になります。中塗りと上塗りは同じ塗料を使って塗っていきます。
そのため、「中塗り→上塗り」のことを「上塗り2回」と表現されることもあります。
同じ塗料を2回に分けて塗装することで、雨や紫外線に強く、耐久性の高い屋根に仕上げることが出来ます。
上塗り(大屋根・下屋根)
最後に上塗りをして屋根塗装の完了です。
屋根塗装完工
棟交換、屋根塗装の完工です。
屋根塗装を行なったことで、褪色していた屋根がキレイになり、お家の外観が一新されました。
工事に得られる効果
今回の屋根修理は、棟交換と屋根塗装を行いました。
棟板金の交換をおこなったことで、強風で飛散する心配がなくなりました。
褪色が見受けられていた、屋根材にも塗装をおこなったことで、屋根本来の防水機能が戻り、屋根の色褪せがなくなったことで、外観の意匠性も高くなりました。
山田工芸では、足場の設置から屋根修理まで自社で一貫して施工しております。
自社一貫施工の強みを活かし、お客様に最適なご提案をさせて頂きます。
横浜市で屋根修理、雨漏り修理をご検討の際は、是非山田工芸にお任せください!
▼横浜市神奈川区での他の施工例
工事の概要
現場住所 | 横浜市神奈川区 |
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施工内容 | 棟修理・屋根塗装 |
施工箇所詳細 | 大屋根・下屋根 |
施工期間 | 約1週間 |