横浜市港北区にて屋根修理(棟板金の交換)
2018/10/25
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
横浜市港北区にて屋根修理(棟板金の交換)を施工させて頂きました。築24年程のご住宅にて、先日の台風により棟板金が飛散してしまっているとのことでお問い合わせ頂きました。現地調査をさせて頂いたところ、棟の板金カバーは既に外れており、貫板が剥き出しの状態になっておりました。
このままの状態では雨水が容易に下地に侵入してしまうため、下地が傷んでしまう恐れがあります。屋根材も経年劣化の症状である、色褪せやカビ、苔の繁殖が見受けられます。劣化の進行具合から見て、板金カバーの釘が浮いてしまい、台風の強風により飛散してしまったのが原因と考えられます
。お客様には今後のことを加味し、カバー工法のご提案をさせて頂きましたが、突然の屋根修理ということもあり、ご予算のご都合から今回は棟板金の交換にて施工させて頂く運びとなりました。
施工前の様子
こちらが施工前の様子です。ご覧頂いた通り先日の台風にて屋根の棟部分が飛散しており、本日は棟部分の取付を行います。
棟板金とは屋根の頂部に当たるつなぎ目などを守る役割をしている箇所を指します。
屋根の接合部の上に「貫板(ぬきいた)」という木材をあて、さらにその上から金属板を被せるという構造になっています。
棟部分にあてた棟板金は、横から釘やビスで固定されており、これらが浮いてきてしまうことが原因で劣化症状につながることが多く、台風などの強風が起きた際に、棟が飛散する恐れがあります。
余談ですが、棟部分に金属材が使われているときには「棟板金」、瓦が使われているときは「棟瓦」と呼ばれています。
施工中
既存の板金と貫板の撤去
既存の貫板は木製の板材を使用されており、雨水による腐食が発生したため固定力が弱まっていたと考えられます。ただし、棟板金は屋根の頂部に位置するため、棟の状態を目で判断するのは非常に難しいです。
日頃チェックするべきポイント
棟板金の釘が抜けているかどうかは、目に見えづらいのが難点。良くある棟板金の劣化症状をまとめてみました。もし、思い当たる項目があればメンテナンスの検討をおすすめ致します。
- 築年数が7〜10年以上
- 前回のメンテナンスから5年以上
- 風が吹くと音がする
- 色あせ、サビがある
- 板金のめくれ、浮きがある
貫板の取り付け
貫板の取り付けを行います。今回使用する貫板は「エコランバー」と呼ばれる樹脂製の板材です。
雨水による腐食の心配が無いため、棟板金の耐久力を向上させます。
完工
棟の板金カバーを取り付けて、これにて完工です。
最後に屋根修理のついでに窓回りのコーキングの気になる劣化箇所を補修させて頂きました。
雨漏りは屋根だけではなく、外壁から発生してしまうこともあります。
屋根の修理には足場が必要なため、ついでに行える工事は何でも対応させて頂きます。
山田工芸では屋根修理は勿論のこと、外壁塗装や屋根塗装もまとめて対応しております。
横浜市にて屋根修理をご検討の際は、是非、山田工芸にお任せ下さい!
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工事の概要
現場住所 | 横浜市港北区 |
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施工内容 | 屋根修理(棟板金の交換) |
施工箇所詳細 | 棟板金(貫板を含む) |
施工期間 | 1日 |