横浜市港南区にて倉庫の屋根修理〈破損した波型スレートをガルバリウム波板に葺き替え工事〉
2018/11/12


お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
ご相談をいただいたのは、強風を伴う台風の直後でした。
お客様より「倉庫の屋根が飛ばされてしまった」とのご連絡があり、早急に現場へと向かいました。現地調査を行うと、テント素材の屋根はすでに剥がれてしまい、空が見えるほどの状態になっていました。また、屋根だけでなくスレート部分や樋などにも複数の破損箇所が確認され、全体的な修繕が必要な状況でした。
今回の工事では、テント屋根の補修に加えて、スレート屋根や樋、棟板金など破損箇所を一つひとつ丁寧に修理・補強していく内容となります。
施工前の様子
以下の写真をご覧いただくとわかるように、倉庫の屋根は広範囲にわたって破損しており、風災の凄まじさが如実に表れています。
テント屋根の一部は完全に飛散してしまい、その他にもスレートの割れや、雨樋の変形、棟部分の剥がれが見受けられました。まさに自然災害の恐ろしさを実感させる被害状況でした。
私たちはこうした被害が再び起こらぬよう、今後の耐久性や耐候性にも配慮した施工プランをご提案し、復旧作業を進めてまいります。




施工中の様子
下地の骨組み
まず、破損した屋根材を撤去し、新しい屋根材を支えるための下地の骨組み作りを行います。
鉄骨で組まれたフレームに対して、しっかりと強度を持たせるため、構造を確認しながら溶接・固定を慎重に進めていきました。この骨組みが屋根全体を支える重要な基盤となるため、精密な作業が求められます。




屋根設置
骨組みが完成したら、次に新しい屋根材「ガルバリウム鋼板の波板」を葺いていく作業に移ります。
ガルバリウム鋼板は、軽量でありながら高い耐久性と耐候性を誇る屋根材で、台風などの自然災害にも強いのが特徴です。今回は広範囲に及ぶ屋根であったため、職人たちは一枚一枚を丁寧に設置し、ビス止めを徹底しながら漏れのないよう確実に施工していきました。




完工
すべての作業が完了したときには、すでに外は夕暮れを迎えていました。
かつて空が見えていた屋根はしっかりとした金属屋根へと生まれ変わり、見た目の美しさだけでなく、今後の風雨にも十分に耐えられる強固な構造へと修復されました。新たに設置されたガルバリウム鋼板は、雨漏りのリスクを大幅に軽減し、今後の安心を約束する仕上がりとなっています。


担当者からのコメント
この度は、山田工芸にご依頼いただき誠にありがとうございました。
今回の施工では、単なる応急処置ではなく、今後の台風被害を見据えた耐久性重視の工事を行いました。
倉庫という大切な資材や機械を保管する場所だからこそ、屋根の強度・防水性能・耐候性すべてを高めることが何より重要です。今回の施工によって、再び大きな台風が襲ってきたとしても、被害を最小限に抑えることが可能な状態に仕上げることができました。
台風被害に見舞われた皆様が、一日も早く安心した生活を取り戻せるよう、私たちも日々奔走しております。倉庫や工場の屋根修理・補強工事も山田工芸にお任せください。確かな技術と丁寧な施工で、お客様の大切な建物を守ります。
工事の概要
現場住所 | 横浜市港南区 |
---|---|
施工内容 | 葺き替え工事 |
施工箇所詳細 | 屋根全体 |
施工期間 | 約2週間 |
使用屋根材1 | ガルバリウム波板 |