横浜市保土ヶ谷区にてコーキング劣化からの雨漏り修理(外壁塗装)
2022/06/25
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
横浜市保土ヶ谷区にお住まいのお客様より、雨漏り修理のご相談をいただきました。
現地調査を行ったところ、築20年ほどの戸建て住宅で、外壁の目地部分のコーキングが痩せて無くなっており、そこから雨水が侵入している状態でした。
さらに目地周辺だけでなく外壁全体にもひび割れが見られ、外壁内部では雨水の影響による木部の腐食が進行していました。このまま放置すると、構造材の劣化やシロアリ被害につながる恐れがある状態です。
そこで今回は、雨漏りの原因となっている劣化したコーキングの打ち替えと、腐食部分の補修・補強を行ったうえで、外壁塗装による防水性の回復をご提案しました。
あわせて透湿防水シートの施工や木部の防腐処理を行い、外壁内部からも雨水に強い状態へと整えています。
雨漏りを止めるだけでなく、今後の劣化を防ぐことを重視した雨漏り修理と外壁塗装の施工内容となっています。
先日横浜市保土ヶ谷区にて雨漏り修理(外壁塗装)を行いました。築20年の戸建て住宅です。
施工前の様子
こちらは外観です。遠目からは綺麗な住宅に見えます。
しかし近くで見ると、サイディングの目地を埋めるコーキングが劣化して完全に機能していない状態でした。
コーキングが劣化すると隙間ができてしまって雨漏りが発生します。
外壁を捲ると下記のような状態になっていました。
隙間から入り込んだ雨水により完全に腐食しています。
このまま放置しておくとシロアリが湧き始める状態です。
他の箇所もひび割れなどが目立ち、各所補修と外壁塗装にて家を守る必要があります。
雨漏り修理の様子
コーキング打ち替え
施工の様子です。雨漏りの原因となっている目地を新調します。
ひび割れ補修
ひび割れ部分等も補修します。
腐食した下地の補修
外壁を捲り、雨漏りにより腐食していた箇所を補強しました。
シロアリ予防のために、下記のような塗料にて木部を塗装します。
透湿防水シートも貼ります。
透湿防水シートは、水は通さないが湿気は通す材料です。木造建築物の外壁の屋外側に貼ります。
外壁塗装の様子
隙間を埋めてから塗装に入ります。
雨漏りが起こっている家では補修の前に高圧洗浄をすると雨がさらに入ってしまいます。
高圧洗浄
まずは高圧洗浄をも入念に行いました。塗装の際は汚れをしっかり落としてからでないと、塗膜が十分に機能しません。
塗装(下塗り、中塗り、上塗り)
そして外壁塗装を行います。
まずは下塗りを行います。
そして中塗りと下塗りと上塗り材を二回塗装します。使用塗料はアステックペイント社のシリコンレボです。
樋などの付帯部等も丁寧に塗装させて頂きました。
施工後の様子
これにて雨漏りはしっかり止まりました。施工期間は約1か月でした。(屋根リフォームも行いました)
施工後の様子
この度はご依頼誠にありがとうございました。
お客様にも雨漏りが止まって安心したとお喜びいただけました。
今回の雨漏りは、外壁目地のコーキング劣化が主な原因でした。
コーキングは経年とともに痩せたり切れたりするため、築20年前後のお住まいでは雨漏りの原因になるケースが多く見られます。
外壁内部の木部まで腐食が見られましたので、コーキングの打ち替えだけでなく、腐食部分の補修・補強と外壁塗装を組み合わせた施工を行いましたので、建物の耐久性も回復しております。
外壁のひび割れやコーキングの劣化は、見た目以上に内部で被害が進行していることがあります。
気になる症状がある場合は、早めに点検を行うことが大切です。
工事の概要
| 現場住所 | 横浜市保土ヶ谷区 |
|---|---|
| 施工内容 | コーキング打ち替え、外壁補修(下地補修・一部張替え)、外壁塗装、屋根リフォーム |
| 施工箇所詳細 | 外壁全体 |
| 施工期間 | 約1か月 |
| その他建材 | 外壁塗装:シリコンレボ(アステックペイント) |
