横浜市戸塚区にて屋根修理〈ベランダ撤去、瓦棒の葺き替え、瓦補修〉
2020/03/27
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
横浜市戸塚区にて、ベランダ部分の雨漏りに関するご相談をいただきました。
既存のベランダ下や室内で雨染みが見られ、「これ以上被害が広がらないか不安なので一度見てほしい」とのことで、現地調査を行いました。
調査の結果、ベランダ周辺の防水性能が低下しており、構造上も雨水が溜まりやすい状態となっていました。
お客様にご報告してご相談した結果、こちらのベランダをほとんど使っていないため、既存のベランダを撤去して、その部分を屋根として作り替えることになりました。
ベランダを撤去したうえで下地から造作し、瓦棒屋根に葺き替えることで、雨仕舞いを根本から見直す施工となりました。
あわせて、屋根に降った雨水を確実に排水できるよう、内樋の新設も行いました。
「防水を繰り返す」のではなく、「構造そのものを変える」ことで、雨漏りの再発リスクを抑え、今後のメンテナンス負担も軽減できる工事内容となりました。
またひび割れしていた屋根材の補修も行いました。
先日横浜市戸塚区にて行った「ベランダ撤去・瓦棒の葺き替え、内樋新調」の施工の様子です。
現在ベランダになっている箇所を撤去し、瓦棒屋根に葺き替えを行います。また雨水が排水できるように内樋の取り付けも行っています。
各工程の様子です。
ベランダ撤去・瓦棒屋根の葺き替え
ベランダ撤去
ベランダのデッキを撤去します。
下地の設置
コンパネにて下地を造作します。
ルーフィング施工
ルーフィング張りの様子です。
笠木部分も細かく下地を作ります。
心木・ガルバリウム鋼板瓦棒屋根施工
まずは心木を施工します。
そして上からガルバリウム鋼板の新しい屋根材を施工します。
壁際との間に雨押え板金を設置するための固定する貫板を設置します。
上から雨押え板金を施工し、笠木も施工して、継ぎ目をコーキングで防水処理して仕上げます。
綺麗に完工しています。
内樋の取り付け
雨水が排水されるように内樋を取り付けています。
既存のベランダを撤去し、瓦棒屋根として葺き替えることで、雨水が滞留しにくい構造へと変更しました。
屋根として一体化させることで、ベランダ特有の防水層の劣化や排水不良による雨漏りリスクを大きく軽減しています。
また、屋根に降った雨水を確実に排水できるよう内樋を新設し、壁際や笠木部分についても雨仕舞いを考慮した板金処理を行いました。
見た目もすっきりとし、今後のメンテナンス性にも配慮した仕上がりとなっています。
既存屋根材のコーキング等修繕
今回の現場ではこのような施工も行いました。
施工担当者からの一言
今回のように、ベランダを撤去して屋根として作り替える工事は、雨漏りを根本から解決したい場合に有効な選択肢です。
防水を繰り返すのではなく構造自体を見直すことで、再発リスクを抑え、長期的に安心できる状態に整えることができました。
山田工芸では多種多様な技術を持った職人が在籍しているため、屋根を始めとする様々な施工が対応可能です。
お気軽にお問い合わせください。
工事の概要
| 現場住所 | 横浜市戸塚区 |
|---|---|
| 施工内容 | ベランダ撤去、瓦棒の葺き替え、内樋新調 |
| 施工箇所詳細 | ベランダ、笠木、瓦 |
