横浜市泉区にて屋根修理〈葺き替え工事〉
2020/02/28
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
こちらのお客様は近所で屋根工事をしていた別の業者から、ご自宅の漆喰割れ、瓦のズレや浮きを指摘されて不安になられたため弊社にご連絡をいただきました。
屋根に登ってお調べしたところ、屋根の経年劣化で漆喰の破損や、瓦のずれだけでなく、屋根の状態から下地の傷みも懸念されたため、葺き替え工事をご提案いたしました。
お客様からも屋根の重さが気になっていたので、この際に軽い屋根材へと変更したいというご希望をいただき、横暖ルーフへと葺き替えを行いました。
他にも下屋や破風、軒天なども傷みが見られたため、合わせて塗装によるメンテナンスを行いました。
横浜市泉区にて行っている屋根修理(葺き替え)の様子です。
施工前の様子
こちらが施工前の様子です。
施工中の様子
既存屋根の撤去
葺き替えのため、現在の屋根材を撤去します。
下地のルーフィングもかなり劣化しています。土などもきれいに清掃します。
野地板貼り
傷んでいた下地の補強のため、野地板を増し貼りします。
ルーフィング
野地板の上からルーフィングを施工します。
屋根材葺き
屋根材本体の施工を行います。
今回お客様は軽くて耐久性のある屋根がいいとのご希望でしたので、横暖ルーフをご提案いたしました。
こちらは金属屋根でとても軽く、断熱機能もある屋根材です。
屋根材を施工した後、谷板金や雨押え板金、棟板金を施工していきます。
大屋根完工
綺麗に大屋根部分が完工です♪
下屋根の塗装
傷んでいた屋根に塗装を行いました。
こちらが施工前の下屋根の様子です。全体に錆が目立つ状態で、劣化が進行しています。
ケレンで錆と古い塗膜を落とし、錆止めを塗装します。
中塗りと上塗りで仕上げていきます。
きれいに仕上がりました。
破風と軒天の塗装
劣化していた破風と軒天、雨樋にも塗装をおこなっています。
山田工芸には屋根工事の際に塗装も一緒に承っております。社内に塗装も専門とする職人が在籍しており、同時の工事が自社施工にて可能です。
施工担当者より
この度は山田工芸にご依頼いただき誠にありがとうございました。
瓦屋根は耐久性の高い、断熱性もある優れた屋根材です。
しかし重量が重いというデメリットがあります。
屋根をリフォームされる際に、行政が耐震を推進していることもあり、耐震性を考慮して軽い屋根に葺き替えられる方も多くいらっしゃいます。
参考サイト:屋根の軽量化は何故必要? 行政が推進する理由とは?
山田工芸では皆様のご希望や横浜の気候に合わせた屋根材をご提案いたします。
耐久性が高いといっても棟の隙間を埋める漆喰は屋根材や、その下の防水シートは屋根材ほど長くは持ちません。
漆喰が劣化するとひび割れが発生し、隙間から雨が入り込んで棟から雨漏りの原因にもなります。
またルーフィングが劣化すると雨から守る力が弱まり、雨漏りしやすくなってしまいます。
屋根のメンテナンスを定期的に行うことで、雨漏りを防ぎ、建物の寿命を延ばし、大切な家を守ることにつながります。
工事の概要
現場住所 | 横浜市泉区 |
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施工内容 | 葺き替え工事 |
施工箇所詳細 | 屋根全体、下屋根、破風板、軒天 |
使用屋根材1 | 横暖ルーフ |