横浜市戸塚区にて屋根修理〈スレートからしおさいにカバー工法〉
2021/05/01
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
横浜市戸塚区にて屋根修理のご依頼を頂きました。
こちらは築20年程のご住宅で、屋根のメンテナンスでお問い合わせを頂き現地調査をさせて頂きました。
調査をさせて頂いたところ、スレート屋根の経年劣化見受けられたためしおさいへのカバー工法をご提案致しました。棟板金の交換においても、既存の貫板を木製から樹脂製のタフモックへの交換でご提案致しました。
また、お客様から外壁塗装もご相談を頂いたので、外壁塗装のご案内もさせて頂きました。
山田工芸には我々屋根職人とは別に塗装職人も在籍しているため、屋根工事と塗装工事を同時に承ることが可能です。
自社に屋根と外壁両方のプロが在籍しているため、屋根工事はもちろん今回のように外壁塗装と屋根工事、屋根工事ではなく外壁も屋根も塗装工事など、柔軟に対応させていただきます。
施工前の様子
割れや破損など致命的な不具合はありませんが、全体的に色褪せ、部分的に経年劣化が見受けられます。
特に棟は雨風の影響を受けやすい箇所なので、棟板金の下は経年劣化が進んでいるのがわかります。
屋根のメンテナンスは早め早めに、建物に被害が出る前に行うのが鉄則ですが、それはこのカバー工法も同じです。
カバー工法は葺き替えと比べて工期も短く、施工費用も抑えることができる人気の屋根リフォームですが、いつ行うのかが非常に重要となります。
なぜなら、カバー工法は雨漏りなど建物に甚大な被害が発生していれば施工することができません。
その場合はカバー工法ではなく葺き替え工事を行い、屋根下地やルーフィングの張り替えまで行います。
となると、屋根リフォームにかける費用が高くなってしまう訳ですね。
目に見える被害が発生していなくても、10年〜15年程度で屋根診断を行い、早め早めにメンテナンスしてあげるのが、建物の寿命を延ばす意味でも費用を抑える意味でも効果的です。
施工中
ルーフィング
既存屋根の上からルーフィングを張っていきます。このカバー工法では、既存の屋根はそのまま屋根下地として利用します。
ここが葺き替え工事との大きな違いとなり、既存屋根をそのまま利用するからこそ既存屋根材の撤去費用が発生せず費用を抑えることができる訳です。
また、既存屋根と新しい屋根材の二重構造となるため、断熱性の向上や雨音などに対する遮音性の向上も期待できます。
しおさい葺き
続いてしおさいを葺いていきます。上述のようにカバー工法では屋根が二重構造になりメリットもありますが、同時に屋根が重たくなるというデメリットもあります。
屋根が重たくなるともちろん建物筐体に対して負担がかかりますし、地震の際の揺れの影響を受けやすくなってしまいます。
そこで、できる限り屋根重量を増やさないために、しおさいのような軽量な屋根材が用いられるのです。
屋根材を張り終えれば、続いて棟の下地となる貫の取り付け、そして棟板金の取り付けと作業を進めます。
棟板金
一昔前までは貫は木製の建材が使用されていましたが、雨風の影響を受けやすい棟という箇所から、雨水による腐食が起こりやすいというデメリットがありました。
しかし近年では、腐食の起こらない樹脂製の貫が主流となりつつあります。
棟は屋根の頂上部分になるため、雨の影響はもちろん風の影響も受けやすく、強風の後には「棟が飛ばされた」「棟が浮いた」という被害も起こりやすい箇所です。
そんな屋根の中でもデリケートな部分だからこそ、腐食が起こらない建材というのは安心ですね。
最後に、棟板金の隙間をコーキングし、これにて大屋根の施工が完了です。
施工前の様子(下屋根)
こちらも大屋根と同様、全体的に色褪せ、経年劣化が見受けられます。
また、大屋根には発生してませんでしたが、部分的に屋根材の剥がれも起こっています。
大屋根の施工から若干日にちが空いてしまいましたが、これは屋根修理と同時に外壁塗装も行っていたためです。
塗装工事は屋外作業のため、どれだけ注意を払っても塗料が飛散する恐れがあります。
そのため、大屋根は外壁より上にあるので塗料の飛散の恐れが無いですが、下屋根は外壁のすぐ側なので先に工事を完工してしまうと綺麗になった屋根の上に塗料が付着してしまう恐れがある訳です。
山田工芸には我々屋根職人とは別に塗装職人も在籍しているため、屋根工事と塗装工事を同時に承ることが可能です。
自社に屋根と外壁両方のプロが在籍しているため、屋根工事はもちろん今回のように外壁塗装と屋根工事、屋根工事ではなく外壁も屋根も塗装工事など、柔軟に対応させていただきます。
また、屋根工事と塗装工事を別々の業者に依頼する必要が無いため、今回のように仕上がりを重視して最適なスケジュールを組むことができるのです。
大屋根施工と同様に、既存屋根の上からルーフィングを張り、新しい屋根材本体を葺いていきます。
そして、貫となるタフモック、棟板金など役物を取り付けます。
施工後
これにて下屋根も施工完了となります。
山田工芸では、カバー工法をはじめ各種屋根工事・屋根修理はもちろん、塗装工事など住まいに関することであれば幅広く対応しております。
一社に様々な工事をお任せいただけるので、工事ごとに別々の業者を探す手間がかかりません。
そして山田工芸では、他業者であれば15〜20万円程度かけて外部にレンタルしている足場設置を自社で行うことが可能です。
そのため、費用を抑えながら住まいに関する工事を一度ですべて終わらせることができるのです。
横浜市でカバー工法をはじめ各種屋根工事、そして塗装工事など住まいに関する工事は山田工芸にお任せください!
工事の概要
現場住所 | 横浜市戸塚区 |
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施工内容 | 屋根修理(カバー工法) |
施工箇所詳細 | 屋根・下屋根 |
施工期間 | 約1週間 |
使用屋根材1 | しおさい |