横浜市港南区にて屋根修理〈瓦からスーパーガルテクトへの葺き替え工事〉
2025/08/01
施工前


こちらが施工前になります。
築40年の瓦屋根ですが、場所によっては破損し、かけてしまっている箇所もあります。
雨漏りも発生している状態でした。
施工中
瓦の撤去


古い瓦を撤去していきます。
瓦を撤去するとボロボロの下地が見えてきました。
今回おこなうのは葺き替え工事のため下地も新しくさせていただきます。
野地板の設置


野地板とよばれる下地を設置していきます。
屋根の土台となり強度を保つためのものですが、新しく丈夫になりました。
防水シート


防水シートを設置していきます。
ケラバの設置


屋根の端のにケラバとよばれる板金を設置していきます。
ケラバで端を処理することで、端から侵入する雨水を防ぐことができます。
屋根葺き<スーパーガルテクト>


新しい屋根材、スーパーガルテクトを設置していきます。
こちらは、ガルバリウム鋼板にマグネシウムを2パーセント添加することで、耐食性を向上させたもので、耐用年数が25年から30年と長寿命な屋根材です。
大幅に軽量化しているため地震にも強く、また、断熱性一体型で断熱性能もあるので、冬場でも快適にすごしていただけます。
金属性なのでもちろん割れる心配もありません。
貫板と棟板金


貫板と棟板金を設置していきます。
屋根の頂上部は、屋根材と屋根材のつなぎ目になるため、雨水が侵入しやすいので、そこをカバーするための板金、棟板金を設置いたします。
まずは棟板金を固定するための貫板を設置し、その上から棟板金で覆っていきます。
今回貫板は樹脂製のものを使用させていただきました。
樹脂製は水分を吸収しないので木製のものよりも劣化しにくくなります。
以前は木製の貫板が多く使用されていましたが、近年樹脂製のものを使用している住宅が増えてきました。
瓦棒部分
柵の撤去


屋根上に設置されていた柵を撤去していきます。
下地処理


瓦棒部分は錆がひどく、塗膜もボロボロと剥がれ落ちています。
このまま塗装してしまうと、塗料がうまく密着せず、剥がれやすくなってしまうので、きれいに剥がし、塗装面を滑らかにしていきます。
塗装


塗装をおこなっていきます。
塗装するだけで、屋根に光沢が出て、見違えるように綺麗になりました。
庇の交換


庇部分も錆が激しく、はげ落ちてしまっていましたので、新しく交換させていただきました。
施工後


これにて完工です。
屋根を新しくするだけでも、住宅の印象は大きく変わります。
担当者のコメント
このたびは「山田工芸」へご依頼いただき、誠にありがとうございました。
築40年が経過されているとのことで、屋根部分もかなり劣化が進行し、瓦そのものが割れているものもありましたが、瓦を撤去すると下地部分も木が老朽化しており、崩れ落ちてしまっていました。
下地は雨の侵入を防ぎ、屋根の土台となる大切な部分です。
今回は下地から新しくする葺き替え工事をさせていただき、耐久性の優れたガルバリウム鋼板を設置させていただきました。
見た目もリニューアルされ、築40年とは感じない建物になっています。
屋根のことでご心配ごと、お困りごとなどがありましたら、お気軽に「山田工芸」へご相談ください。