横浜市青葉区にて屋根葺き替え工事 〜大屋根下地入替・ルーフィング張り〜
2021/06/11
先日より横浜市青葉区にて、屋根葺き替え工事に着工しております。
前回までに下屋根の下地入替、ルーフィング張りは完了しています。
本日はその続きからで、大屋根の施工へと移っていきます。
今回は屋根葺き替え工事のため、施工手順は下屋根と同様に既存屋根の撤去からとなります。
大屋根の既存コロニアル屋根を剥がし、下地を入れルーフィングを張っていきます。
日を改め、翌日も同作業を進めていきます。
昨日の残りの箇所に針葉樹合板の下地入れ、ルーフィングを張っていきます。
ちなみに、今回使用している屋根下地(野地板)は、一般的に構造用合板と呼ばれる針葉樹を用いた合板となります。
構造用合板は、板を合わせて一枚の板として使用するものですが、ベニヤやコンパネよりも強度があり、構造用の下地によく使われます。
針葉樹からできていることもあり木目が強く、耐雨性に優れ、湿気や風化に強いという特徴があります。
一方、ベニヤは一枚の薄い板(単板)で軒天板などに使われ、コンパネは略称で正式にはコンクリートパネルといいます。
コンクリートの型枠に使われることからこのように呼ばれていますが、屋根工事では野地板にコンパネを使われることもあります。
これにてすべての箇所にルーフィングが張り終わり、屋根本体を葺いていく準備が完了しました。
次回から屋根本体となる「しおさい」を葺いていきます。
引き続き、現場の様子をお送りいたします。